吉沢ユウキは厭世的なひねくれ者。人間はいつかは死ぬんだから、人生なんて意味がないと思っている。
クリスマスなのに恋人とケンカして一人ぼっちのユウキは、ミカという自称「天使」の不思議な女の子と出会う。彼女は人生に絶望しているユウキを救いに来たのだという。ユウキもちろんそんな話は信じず、正気を疑ったが、どうやらミカは本気らしい。
ひょんなことからミカと行動をともにすることになったユウキ。それからはトラブルの連続。自称「悪魔」達が現れたり、ある者はミカの命を狙い、ある者はユウキを誘惑する。
こうして、ユウキの長くそして忘れられないクリスマスの夜が始まった。