時は1850
世紀の中頃。世界に冠たる大英大帝国の首都ろんどんでは、恒例の万物博覧会が開催されようとしていた。準備は着々と進んでいただが、ひとつだけ大英帝国の名にふさわしくない不完全な展示がまだあった。『王立大動物園』には、展示できる動物が足りなかったのである。青くなった責任者達は、三ヶ月後の万博開始までになんとか展示を整えようと、なるべく珍しい動物を捕獲してくるよう「ハンター」と呼ばれる金の亡者達に密命を出した。ハンターたちは、無事戻ってきたもののいないと言われるウィッチ島に上陸し、生息している『動物』の狩りに取り掛かった。