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ラストストーリーはあなたへ

ラストストーリーはあなたへ (このタイトルの関連商品)

ブランド: ぱんだはうす(このブランドの作品一覧)
定価: ¥7,800 (税込¥8,580)
発売日: 2005/02/25
メディア: CD-ROM
ジャンル: ノベル
JANコード: 4949519001084
原画: KENさっぽろももこ福永ユミSame白偽
シナリオ: 齋藤ケン坊みっちぃ朝凪軽川原圭人米倉ねずみ遠山金次
サブジャンル: アドベンチャー [一覧]
 備考 
VRAM:4M以上
CD-ROM:4倍速以上、8倍速以上推奨

 製品仕様/動作環境 
対応OS:Win98/Me/2000/XP
必須CPU/推奨:PentiumII 300MHz / PentiumIII 500MHz
必要メモリ容量/推奨:64MB / 128MB
解像度:800*600
色数:ハイカラー以上、トゥルーカラー以上推奨
DirectX:7.0a以降(8.0a同梱)
注意:18歳未満の方は購入できません
商品は中身がわからないように梱包してお届けします。(詳細)
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商品紹介
IMG1 オトナが作った、オトナの為のソフトです。

シンプル且つコンパクトで、1プレイは簡単に終えられる。難しい攻略要素も無く、思いついた時、仕事から帰ってきたちょっとの時間、気ままにプレイできる。もちろん、エッチで、それでいてちょっとだけ良い話を……。そんなコンセプトで作られたゲームです。メインストーリー中、行き先を選択する場面があり、その中では古今東西の「童話・寓話・昔話」をモチーフにした様々なお話を楽しむことができます。その中では、いわゆるト書きの「語り」部分も、音声付きで楽しめます。

過去作品『メルティメルヘン』に似た感じですが、本作ではそれぞれの童話に大幅なアレンジメントが施されています。また、各お話中に選択肢が必ず出現し、それは大元のストーリーに何かしらの影響を与えていきます。
ストーリー
IMG2 ある冬の、ある日。『ぼく』は新しいメモリを買おうと、ハイパーセンス・ネットワークの電脳ショッピングモールにログインした。いわゆる『電脳秋葉原』だ。IDとパスを入れて、電脳秋葉原のメインストリートを歩き始めたとたん、パーツショップやら版画やらアクセサリーやら何やらの売り子がワラワラと群がってきた。最近の売り子さんは、hstp―ハイパー・センス・トランスファー・プロトコル―を 悪用して、○引な客引きをしてくるから困ってしまう。こんな人通りの多いところでも、いかがわしい店の客引きみたいに、○引にブロックして足留めを食わせる。

「ご主人様? なんでしたら二人きりになって、ゆっくり御用を承りますわよ……」危うく誘惑に負けそうになりつつも、安くてサポートもいいと掲示板で評判の店を目指して、電脳秋葉原のゴミゴミした露地を奥へと入っていく。ちゃんと在庫もあって、情報よりも安い値段でお目当ての品を無事ゲット。即納で、明日の午前中には配達される模様。新しいメモリと交換すれば、いま使っているこのマシンが時々見せる、引っかかるような怪しい挙動も解消されることだろう。最近マシンを新調したときに、メモリだけは古いマシンのものを使い回したのだが、それがいけなかったらしい。

さてと、ここがリアル秋葉原なら牛皿でも食べて帰るところだけど――ぼくはマウスのホイールを操作して電脳街を駅の方へと戻りかける。と、ブラクラにでも引っかかったように、画面がフラッシュして、一瞬目が眩んだ。「なっ……! どうしたんだ!?」歪む画面。徐々に表れる毒々しい色。――気がつくと電脳街の様子が一変してしまっていた。 細い裏道まで、電脳街はけっこう歩いているはずだけど、こんな妙な場所は見たこともない。しかも、やけにリアルなのだ。

なにより奇妙なのは、その点だった。まるで実際に、リアル秋葉原の街角にいるような臨場感。マウスを持っているはずの右手を見ると、いましがた買ったメモリの入った紙袋を提げていて、その重みさえ確かに感じる。電脳街ではなくて、リアル秋葉原に買い物に来たんだっけ――と、ぼくは錯覚してしまった。

あとで分かったことだけど、さっきのブラクラのような衝撃は、珍しく冬の雷雲が発生してウチのすぐそばに落雷があったせいなのだった。雷の直後には雹が降ってきて、その後大雪となり、相当な荒れ模様だったらしい。瞬断と過電流でマシンが暴走し、ネットワーク回線にノイズの嵐が吹き荒れ、ぼく自身も一瞬気を失った。それでこんな、夢とも現ともつかない、トワイライトな世界に引きずり込まれてしまったのだった。
ゲームシステム
メインの物語に沿って、奪われた妖精の各種アイテムをバグから取り戻すことが目的、とはなっていますが、あまり気にしなくても構いません。舞台となる『電脳秋葉原』のあちこちを歩くことになりますが、そこでは夢か幻か、不思議な『お伽ばなし』の数々が目の前に現れます。それを楽しむのが一番の目的です。

移動画面では、その移動先にどんなお話が待っているのかは不明。各話中には選択肢が現れ、その選択によって各話の展開・結末、そして妖精アイテム入手の成功不成功が変化します。これら、「どのお話を読んだか」「どういう結果になったか」を総合して、メインスト ーリー部の進行・結末が変化。ここで貴方は、心温まる『ちょっといい話』を体験することが出来るかもしれません。

《モチーフ童話・寓話・昔話と、各話のあらすじ》
【金の斧 銀の斧】
森の奥。泉の近くで男が転んでしまった。ちょうど買ったばかりのバイブを泉に落としてしまい、がっかりする。と、泉の精があらわれて、男に尋ねる。「お前が落としたのは、この金のバイブか、それとも銀のバイブか?」男は正直に答える。「いいえ。ソフトシリコン製、ごくふつうのバイブです」泉の精はバイブってそんなに良いものなら使ってみたいと、おねだりする。泉の精を、最新バイブでたっぷり満足させる男。泉の精は、お礼に金や銀のバイブを、男にプレゼントする。金銀を金に変えて、金持ちになる。その話を聞いた別の男が……。

【裸の王様】
衣装道楽の王女さま。国民に重税を課してまで、美しいドレスを着ることに執着している。ある日、謎の仕立て屋が現れ、王女に言う。「この世で一番美しいドレスを仕立ててさしあげましょう」大喜びする王女。さっそく出来上がったドレスを着て街を練り歩く。しかし、王女の服は露出度の高いSMボンデージファッション。男たちの淫らな視線を浴びて、王女さまは次第に興奮する。「な、なんか変だけど」「えっちに見えるけど、最新ファッションだもんな」「いやらしい目で見ちゃいけないんだよな」と、それを見ていた少年が叫ぶ。「見て見て、ヘンタイだよ!」言いたくても言えないひとことを代弁された男たちは……。

【眠り姫】
ある王国に王女が生まれる。祝いの席に呼ばれなかった魔女が呪いをかける。「この子は18になるまでにバイブに貫かれて死ぬであろう」末席にいた良い魔女が「死なずに、眠るだけになるでしょう」と呪いをかけなおすが、王様は怒り狂い、国中のバイブを焼き払ってしまう。さて、王女はすくすくと成長し、18歳になる。お城の中を探検しているうちに、王様秘蔵のバイブを発見してしまう。好奇心にかられ、バイブを使ってみる王女。とたんに王女は眠ってしまう。良い魔女たちは相談して、国中を眠らせてしまう。さて、100年がたち、隣国の王子が森に迷い込む。眠ったままのお姫様を発見し、そして……。

【三匹のこぶた】
あるところに三人の子ブタ(と呼ばれるグラマー)な三姉妹がいた。 姉妹は、父親から、男はみなオオカミだ。気をつけるようにと言われた。 それぞれ、貞操を守るために工夫をこらす三人。 そこへ現れた、オオカミ(のマスクを被った男)! 一番上の姉は、男よけに男装していたが、かえってマニア心を刺激し襲われてしまう。 真ん中の姉は引きこもりになって無事だったが、オナニーグッズの通販にはまってしま う。末っ子は、がちがちの貞操帯で完全防御。 それを見たオオカミは……。

【星の銀貨】
少女が街歩いていると、どこからともなく貧しい○○たちが集まってくる。 袋を破いてしまった○○にはカバンを、寒そうな○○には上着を……。 次々に施しを与えていく少女。 そうこうして、とうとう、少女は下着だけになってしまう。 そこへ、なんと空から神様が降りてきた! その神様は、少女を見て……。

【みにくいあひるの子】
あるところに、美しい女ばかりの姉妹がいた。 姉たちはみな、モデル体型で、それぞれ歌や踊りや料理などの特技もあり、評判の才女たち。しかし、末娘だけは、背も小さく体型も発達せず、ぱっとしない顔立ちで、そのうえドジだった。 親にまで、どうしてお前のような子が生まれたんだろう、と言われる始末。 末娘はなんと、箱に入れられ、家族に捨てられてしまう。 そこへ現れた老紳士だったが……。

その他、全部で12の物語が収録されています。
 キャラクター

ぼく

このゲームの主人公。
どこにでもいる、ちょっとコンピュータに興味があって、
普通の人から見れば「おたく」とか言われてもしょうがないかな、
というような、ごく普通の人。でも色んなことに前向き。
ちょっと音楽にはうるさくて、実際に作曲なんかもしたりしているらしい。

妖精

『電脳秋葉原』で主人公の『ぼく』が、『バグ』から助け出した妖精(?)。
見た目、羽が生えているので妖精とは言っているけれど、
その正体は何なのかよく分からない。どこかで見たような気もするし、
全く勘違いのような気もする。

バグ

秋葉原の闇に巣くい、色んな悪さをするという、伝説の『バグ』。
こいつらを追いかけて妖精さんを助けるのが一応の目的、みたい。

ヒロインその1

バグから不思議な『音符』を全て回収すると現れる少女。
何かの病気で、これから手術をするらしい。昔、自分が作ったメロディに関わりがあるとか。
何処かで……会った……? 現実? それともネットの世界?

ヒロインその2

バグから妖精の『服』を全て回収すると現れる少女。
雪の中で震えている彼女。まるで雪女?
時折、どこかで聞いたような、「ミャア」という猫の鳴き声。
記憶のどこかで引っ掛かるんだけど、猫なんて飼っていないし、過去にも飼ったことなんて無い。
勿論、ありがちな『雪の中、捨て猫を助けました』なんていう美談も無い。
電脳秋葉原に入った目的。つい最近起こったこと。そして、雪と、雷。
彼女は……誰?

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