舞台は、とある地方の財産家一族。
大物政治家として絶対権力を持って君臨し続けていた一族の主人が亡くなり、
秘書見習いである主人公はその莫大な遺産と権力、
そして美しき女系家族を手に入れるべく、華麗な一族に擦り寄ってゆく・・・・・。
美と権力に上塗られたその本能は、男を惑わす蜜芯と黒い欲望によって成り立っている。
甘いささやきは快楽へと続く花園か、それとも滅亡への入り口か・・・・・。
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有宮 すみれ(ありみや すみれ)
- 絶対権力を持ちつつも寿命を迎えた大物地方政治家・有宮鴨茂の妻。
容姿端麗・抜群のプロポーションの持ち主。
献身的に鴨茂を支えていたという話の一方、秘書の潮と愛人関係にあるという噂も……。
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有宮 千里(ありみや ちさと)
- 有宮家の長女。清楚でしとやかな容貌。しかし、口調は穏やかだが、
理性的でそつのない態度のため、全く隙がなく冷たい印象を与える。
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有宮 美宙(ありみや みそら)
- 有宮家の次女。美人であるものの、容姿もお金の使い方も派手なお嬢様。
性格もわがままで感情をすぐに表にあらわす、きつい女性だ。
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有宮 詩苑(ありみや しおん)
- 有宮家の三女。華美な一族の中にあって、礼儀正しく物静かで優しい女のコ。
おとなしい性格のためか、姉たちからきつい態度をとられている。
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河西 えみり(かさい えみり)
- 有宮家に使える新人メイド。守ってあげたくなる、子犬のような無垢な女のコ。
新米のため、まだメイドとしての要領を得ておらず、粗相も多いようだ。
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湯原 祥子(ゆはら しょうこ)
- 有宮鴨茂の第二秘書。主人公にとって心○い職場の良き先輩でもある。
女性でありながら、バリバリ仕事をこなす有能で、真面目なキャリアウーマンなのだが……。
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潮 恭二(うしお きょうじ)
- 有宮鴨茂の第一秘書。有能な秘書として、この一族の全てを取り仕切っている。
縁故で秘書見習いとなった主人公を快く思っていないようだ。
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相馬 拓雄(そうま たくお)
- 有宮家の専任弁護士。潮の相棒で、大学時代には彼と同じラグビー部に所属していた。
有能で誠実な弁護士で、有宮家の裏事情も知っているようだが・・・。
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