時は19世紀後半。青年クロードは大商人になるべく大英帝国で日々勉○に励んでいた。そんなある日、突然訪れた女弁護士ソフィーによって生活が一変してしまう。ソフィーが話すには、クロードはある国の領主の息子で、その後継ぎとして指名されているらしい…。
悩みながらもクロードが向かった領地は、大国に挟まれた小さな国にある商業都市。父親である先々代領主ベルナルドの善政により街は栄えていた。しかし、後を継いだ先代領主エリックの愚行により街は廃れる一方で、領主が住む館も街と共に荒れ果てていった。
それでも一人の少女が館を守り、領主を待ちつづけていた。新しい領主に仕えるため…。
目指す目的は2つ。荒れ果てた屋敷を元に戻すこと。そして、領主として街を復興させること。街は先代領主によって廃れ、人々の領主に対する信頼感は高くない。繁栄を取り戻すためには、まず街の人々の信頼感を取り戻すことから始めよう。
屋敷を元に戻すことも忘れてはならない。ただ2人のメイドを頼るにはちょっと心細い。なぜなら、掃除をすれば“滑る・転ぶ・壊す”三拍子揃った破壊魔。もう一人は、作る料理が毒物と化す、超絶的料理センスの持ち主。協力も大切だが、これ以上屋敷を壊されないよう守ることも大切かもしれない。