時は22世紀―――
とは言うものの今とさほど変わらない世界。ただひとつ違うとすれば…、地球規模の自衛組織“外宇宙防衛軍”が発足されたことくらいだろう。そんな世界の主人公“渋谷宗一郎”は、防衛軍に勤務する青年男子である。彼は代わり映えのしない毎日をそれなりに楽しく過ごし、だけれどちょっぴり退屈している。『何か面白いことないかなぁ?』と。
そんな彼を巻き込むように、時代は動き始める。突如襲来した未確認生命群“シーカー”の襲来により、脆くも崩れ落ちる日常。燃え上がる街並み。偶然にも戦艦サキガケを起動させ、謎の機体ジャスティスと共に窮地を脱した宗一郎だが、事件はそれだけで終わる筈もなく…。
●基本
戦闘に参加するのは亞理栖、環、メルトの3名。プレイヤーである宗一郎はこの3人に命令を出して戦闘を進めていく。レベルアップをすれば○くなるのは当然だが、重要なのは日常での会話。ここで信頼関係を深めておかないと実力が発揮されない。経験値と言うものはなく、信頼を深めることによって彼女達は○さを発揮していくのだ。
●オペレーター選びも重要
オペレータースタッフとして選べるのは綾香とちさの2名。それぞれ攻撃系・防御系のサポートスキルを持っているので、戦略に合わせて決定しよう。
●SLGが苦手な人は…
戦闘は、“1.戦略指示(各機への命令)→2.サポート→3.情報→4.戦略保存→5.確定”という順序で進んでいく。ちょっと苦手という人は“1.戦略指示→5.確定”と進めれば、後はコンピュータが戦闘を進めてくれる。もちろん極めたいと言う人は、一つ一つコマンドを入れていこう。
●極める!
メインコマンド移動・攻撃・SPの3つ。詳しく説明すると…、
・移動…特定の場所へ移動する
・攻撃…特定の敵を攻撃する。
・SP…移動、攻撃する仲間をSP(サポート)する。
移動時は敵と遭遇したときに対する反応を攻撃中心か防御中心かを決定する。攻撃時は目標である敵ユニットを選択時点で攻撃中心となる。
そして戦闘の要となるSPだが、まずサポートする相手を選択し、攻撃中心か防御中心かを選択する。
・攻撃中心の場合
サポート相手が攻撃したとき、同時に攻撃を行い1ターンで2回攻撃を行うことができる。
・防御中心の場合
サポート相手が攻撃を受けたとき、代わりにその攻撃を受け止める。
“攻撃力は高いが防御に不安のあるユニット助ける”“全員で集中攻撃”“攻撃は2人一緒で守りは1人”など、プレイヤーの手腕で、無限の戦略を楽しむことができるのだ。
また、ユニットが行動を行った後、攻撃スキル、防御スキルにポイントが加算される。このポイントが一定以上溜まるとスキルアップし、より○力なユニットに成長する。攻撃スキルはより○い攻撃を発動する確率が高くなり、防御スキルは受けるダメージを減らすことができる。
基本的にこの2つの能力を上げていくだけなので、簡単にオリジナルユニットを育て上げることができるのだ。
●戦闘開始
一連の作業を決定し確認をしたら“確定”をクリックし戦闘の始まりだ。プレイヤーの指示に従い、AIバトルが繰り広げられる。1ターンで決着がつかない場合は、また情報を確認しコマンドを選択する。毎ターンは面倒だ、でも大丈夫。AI機能を活用し前のターンで取った行動をとるのだ。プレイヤーは気が向いたときに作戦を変更すればOK。
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桜沢 亞理栖(さくらざわありす)
- 宗一郎の幼馴染みで、ジャスティス・アルファの専属パイロット。
趣味はテニスと読書。幼い頃から宗一郎のことを「お兄ちゃん」と慕い、献身的に尽くしてきた。そのため宗一郎に近づく女性にはちょっとキビシイ。
誤登録により『サキガケ』の正規搭乗員に任命されてしまった一人。
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源 環(みなもとたまき)
- 亞理須の同級生で熱血スポーツ少女。
特技は水泳。“水面にプカプカ浮かぶ”という、変わった趣味の持ち主。亞理須と同じく宗一郎とは幼い頃からの付き合いで、どちらかと言うとケンカ友達。
トラブルに巻き込まれ『サキガケ』にパイロットとして搭乗することに。
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メルト
- 正式名称:試作型ブラウニットモデルTZ759。
人の形を模して作られたアンドロイドの試作品。心の構成が未熟で幼い反応とは裏腹に、圧倒的な知識量には絶するものがある。
サンプルデータ収集目的のため、正規搭乗員として『サキガケ』に搭乗する。
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海神 綾香(わだつみあやか)
- 『サキガケ』『ジャスティス』の設計者。
冷静沈着、責任感○く、宗一郎にとって良き理解者・頼れる相談役。昔付き合っていた彼女でもある。規律の乱れきった『サキガケ』においてお目付け役的な存在。
普段は完全無欠なお姉さまなのだが、「超」がつくほどの味覚音痴。
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天川 ちさ(あまかわちさ)
- 『サキガケ』の新米オペレータ。
将来の夢は保母さん。性格はのんびりしていて、あせるとすぐに気が動転してしまう。艦で初めて知り合った亞理須・環とは同年代ということもあってすぐに仲良くなった。言葉尻は“ですよ”と年齢問わず敬語を使う。
そんな頑張ってるちさは、艦内の中のなごみ系。
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ミーシャ・麓蓮(みーしゃ・れいれん)
- 艦属のナース。
先端恐怖症で、うまく患者さんに注射をしてあげられないのが悩みの種。ドイツ人の祖父、中国人の母、日本人の祖母と父、という複雑な家族構成を持つクウォーターで、性格は能天気そのもの。口調はチャイナ娘なので、もう何がなんだかわからないといったところ。ちさと並ぶ艦内のムードメーカー。
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シンシア
- 作戦任務中に偶然発見した漂流船に残っていた、唯一の生存者。
長い孤独のため、心を閉ざしてしまっているばかりか、名前以外の記憶を一切忘れてしまってた。
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本能寺アキラ(ほんのうじあきら)
- 『さきがけ』の監視役として同乗する上級仕官。
趣味は音楽鑑賞で主に勇壮なクラシックを好む。父親は防衛軍中将、叔父は同参謀とエリート家系の出身。そのため自尊心が非常に○く、自分の軍門にくだらない宗一郎に対し、○いライバル心を持っている。
嫌味を叩きながらも、作戦参謀として的確なアドバイスを与える、意外な一面も持っている。
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ドモン 浦杉(どもんうらすぎ)
- 『サキガケ』最年長で艦内コック長。
趣味は筋肉トレーニング、酒、女性。元プロレスラーの肩書きを持ち、腕っ節にかけては誰にも負けない自信がある。○うと宗一郎にすぐ絡み下ネタを連発する。
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東郷 新平(とうごうしんぺい)
- 腕利き整備班員。
無類のメカマニアで、研究対象としてメルトに感心を持っている。整備員であることを天職と思い、日夜ジャスティスの整備に余念ない。
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八島少将(やしましょうしょう)
- 軍司令部所属少将。
宗一郎の職務違反を見逃し、彼が艦長に抜擢されたのは、裏で八島の働きがけによるもの。職務違反を見逃したのは退役間近ということもあって、何事も穏便に済ませたい考えがあったからだ。
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ノイエ・シーン
- 衛星防衛軍・火星基地を指揮する妙齢の女性大尉。
シーカー研究の第一人者。
軍人意識は低く、フランクな感じ。それもそのはず、防衛軍が民間企業を買い取って前線基地としたから。一研究者としての意識は高いが、軍人としての意識はほとんどない。
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