特撮+ヒロイン+ロボット×銃=新感覚SFガンアクションムービー!
キーワードはタイトルにもなっている「ガイノイド」。「ガイノイド」とは、女性型アンドロイドのことです。日本では一般的に人型ロボットを男性型も女性型もアンドロイドと呼んでいますが、欧米ではアンドロイドの「Andro」が雄を意味するのに対し、雌性を意味する「Gyno」を用いて女性型ロボットを「Gynoid(ガイノイド)」と呼称するのが主流です。本作品の主人公は二人のガイノイド捜査員です。彼女達は近未来の警察に所属し、ロボットを使った凶悪○罪に立ち向かいます。
人間にそっくりな外見や行動を追及したロボット=アンドロイドが存在する近未来、舞台は日本、本州西部に位置し、高度発展都市として開発が進む「テクノポートシティ」。民生用の高性能アンドロイドが一般に普及しつつある時代、新たな繁栄と同時にアンドロイドやロボットのプログラムを不正に書き換え、○罪に利用するいわゆる「ロボット○罪」も増加、凶悪化の傾向にあり、政府はこれに対処する為、各主要都市警察本部の刑事部内にロボットの専門知識に長け、対ロボット戦闘の訓練を受けた専従捜査員からなるロボット○罪対策課「S.A.D.(Search And Destroy)」を設置した。
物語の舞台であるテクノポートシティにはアンドロイド関連の企業が多数誘致されている事もあり、ロボット○罪の発生件数が非常に多く、犠牲者が絶えない為、深刻な問題となっていた。勿論警察本部には「S.A.D.」が設置されていたが、既に現状の捜査員体制では対処しきれない状況であった。そこで、新たな対処システムを模索する試みとしてガイノイド(女性型アンドロイド)捜査員が配備される。これは政府へのアンドロイド納入に野心を抱く企業「ヘブンズゲート社」の協力によるもので、試験的にテクノポートシティに配備された2体のガイノイド捜査員もヘブンズゲート社製の最新機種(試作型)である。