2002年5月に発売された「顔のない月DVD-ROM COLLECTORS EDITION」のリニューアル版!
DVD版で追加された新ルート、及びリミテッドコレクションの2本の外伝も引き続き収録されている。今作の変更点は主にシステム周りが中心で、基本となるゲームシステムをROOTで使用されている最新の物に載せ替えを行っている。それに伴いスクリプト部分の見直しもされている。画面周りのデザインも見直されており、より快適なプレイが可能になっている。
パッケージイラストはCARNELIANによる新規描き下ろしを予定。また、ROOTファンクラブタイトルの体験版の収録も予定している。特に「鈴菜日記」の体験版はリニューアル版オリジナルのビジュアル、シチュエーションでお届けする予定。初回特典は原画コレクションカード。未だ未公開である「顔のない月(初代)」のイベント原画をまとめた物。B4に描かれた原画をそのままの形でスキャニングしている為、
普段見れないグラフィッカーへの指示書きやメモ書き等も見ることが可能。全部で約130枚とボリュームのある仕様になっている。
最近、羽山浩一の前に一人の少女が現れる。
まるで何かを暗示するか如く……だが、それは悪夢。執拗に繰り返される夢。
それはまるで何かを羽山に思い出させようとしているかのようでもあった。
そんなある日、養父母が突然の事故で死ぬ。交通事故であった。
その葬儀で羽山は、養父母の本家である「倉木家」の者だという2人に大学が休みの間、
倉木の館で過ごして欲しいと言われる。
少年時代の記憶の一部をすっぽりと無くしている浩一は、
10年以上前に一度引き取られたことがあるという倉木家について何の記憶もない。
しかし、ゼミの教授、本山の強い勧めに動かされ、倉木の館に行くことを決意する。
|
倉木 鈴菜(くらき すずな)
- 信州は倉木家のお嬢様。今年の春に高校を卒業した。今は「倉木神社の巫女」。性格の明るい良い子なのであるが、お嬢様故のプライドの高さもある。主人公のことは微かに覚えていた。ちょっと箱入りな娘で、自分が双子であることは知らない。恋愛に憧れているが、突然の「許嫁」の出現には反抗期も手伝ってかなりお冠である。
主人公に強く惹かれているので、その心を得るのは比較的簡単。穢れをおろし、しかる後祓う巫女。故に「鬼」に魅入られてしまう。また処女であるのにも関わらず、肉体が開発され男を迎え入れる下地が出来てしまっている。その事実に強い嫌悪感を抱きつつも、肉欲に戸惑い誘われている。
|
|
|
春川 知美(はるかわ ともみ)
- 倉木本家のお手伝い、看護婦としているが実際は前当主の愛妾であった。鈴菜と遊んでいたことがあり、鈴菜に気に入られている。自分が奥様の考えによって、生け贄に確定しているとは当然知らない。気弱で眼鏡をかけた、いかにも「苛められそうな」女の子。
|
|
|
栗原 沙也加(くりはら さやか)
- 倉木本家のお手伝いさん。明るく行動力のある少女。コケティッシュな魅力があり、本人は知らないが、一年前電撃引退宣言をした超アイドルと瓜二つ。実は記憶喪失であり、その不安をごまかすためにも明るく振る舞っている。
奥様の手先の五平がそうと知らずに浚って犯した本物のアイドル。それが原因で現在記憶喪失になった。以来、現在も五平に時所構わず犯されているが、命の恩人と思わされているため抵抗できないでいる。生け贄予定。
|
|
|
倉木 由利子(くらき ゆりこ)
- 奥様。姑の世話をかいがいしくする巨乳の美人で未亡人。優しいが時折きつい表情をすることもある。喪服なのかいつも黒系の服装をしている。昔、生け贄として殺された巫女であるが、「石室の鬼」の想念によって生き霊として蘇った。倉木の屋敷のなかでは、まるで実体を備えた存在のようにうつっているのである。
彼女は夫の気狂いが始まる頃屋敷に現れている。そしてその力によって館に住む者は全て、彼女が何者であるかということに、疑問と違和感をもてなくなってしまっている。希に彼女の存在に疑問を持つ者もいるが、その様な者達は、全て石室に落とされ死んでしまうか、祖母の様に、正気か生気かその何れかを奪われてしまう。
彼女は「鬼」の意志を具現するために存在しているが、「女」であることが入り交じり、鬼の手先でありながらまるで独立した意識を持つかのように行動している。だが実際は他人の記憶や、イメージを元にして人間ぽく行動しているに過ぎない。倉木本家の実権を奪い、「鬼」を誕生させる儀式の準備をしている。ただそれは上記の理由から、鈴菜の子供として誕生しなければ……という強迫観念がある。
|
|
|
東 衣緒(あずま いお)
- 倉木鈴菜の「友達」。美少年。性格は普通。年下のせいか、鈴菜にいい様に扱われているような感じもする。元々本好きで、倉木家の書斎の本を読みあさっていた結果、洞窟の秘密に薄々気付いている。村全体の昨今の異常と、奥様の異常にも気付き初めていて、真実の一端を知り怯えている。学者である本山教授の出現を喜び、彼に事態を解決して貰おうと、彼の研究の手伝いをしたりと色々接触を図ろうとする。秘密を知ったことが知られていまい、生け贄に確定してしまう。
|
|
|
沢口 千賀子(さわぐち ちかこ)
- 本山ゼミの聴講生である。「やんごとなき方々」に所属する「巫女」で、トラブルを隠密に解決する任務も帯びている。閉鎖的な「倉木の村」に、自分の正体を隠して入り込むため、主人公を利用する。事件のあらましの恐ろしさをまだ認識していなかったがために、儀式の生け贄として犯され殺される。あるいは、「鬼」に関わる全ての人間達を殺すことによって、事態の解決を図る。
|
|
|
羽山 浩一(はやま こういち)
- 主人公。民俗学過程希望の大学二年生。本名は「倉木浩一」、羽山は養父母の名字。女にはもてる。「話していると、何だかとても安心している自分に気付く」らしい。女性関係には節操がなく、女性の評判はあまりよくない。幼い頃の記憶がなく、女性の顔を覚えられないという精神的障害をもっている。だから女性との会話にリアリティーが見いだせず、故に「来る者は拒まず男」になっていたが、冒頭、少女の亡霊に襲われた時のショックなのかその病は治る。そして最初に見た女性の姿が鈴菜だった。
幼少の時、極めて大きな神をその身に降ろしてしまったことがあり、『鬼神』の属性が半身として誕生する。そのため成長するにつれ、お互いの魂が引き合ってきている。現在は何かが「欠けた」状態を強く感じている。
|
|