怒りの炎に巻かれ、母達は淫欲に身を焦がす――
幼いころに生き別れた母親を憎む主人公。そんな主人公の前に、その母親が十数年ぶりに現れる。主人公の怒りの炎は、母だけでなく、周囲の人妻や幼馴染をも巻き込んでいく。
既婚者をターゲットにした本作では、妊婦の人妻や母親を相手に、○○、SM、○○シーンなどを盛り込んだ過激な○○劇が繰り広げられる。
怒りに身を任せるか、それとも家族の絆を取り戻すのか…。それはプレイヤーの選択次第。
俺は母親が憎い――
俺の名は八槙優慈。十数年前、俺の母親は俺の前から姿を消した。
大病を患い、苦しんでいた俺を捨てて。以来、父は男手一つで俺を育ててくれた。
そんな父が再婚相手を連れて来るという。俺は新たな母親を受け入れるつもりでいた。
しかし…俺に微笑みを向けるその女は、俺を捨てたはずの実の母親、皐月だった!
今更なぜ帰ってきた!? 俺を捨てて置いて、なぜ笑っていられる!?
忘れかけていたはずの憎しみが、数倍に膨れあがる。そして怒りが頂点に達したとき、俺はとうとう皐月を――…!
実の母親、隣近所に住む人妻、幼なじみ、そして、偶然知り合ったセレブ人妻――
彼女たちとの触れ合いが、優慈を変えていく。
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飾守 皐月(しきもり さつき)
- 優慈の実母。茶道の家元(飾守家)の箱入り娘。
十数年前、病気の主人公を置いて姿を消した。
父親の再婚相手として主人公の元に還ってくる。
久しぶりに会った息子は皐月のことを憎んでいた。しかし皐月は、自分のせいだからとそれを受け入れる。
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速水 静華(はやみ しずか)
- マンション暮らしの主人公一家の、隣の部屋に住んでいる女性。
夫とは早くに別れているが、別れた原因は、夫がギャンブルにおぼれ、静華や夏に○○を振るっていたため。
離婚して以来、女手一つで一人娘の夏を育てた。主人公一家とは、隣に住んでいて、同じ母子家庭ということもあって付き合いが深い。
母親の居ない優慈の母親代わりだった女性。優慈の父親(秀一)の相談相手でもあった。娘の夏が大学の寮で一人暮らしを始めた為、現在は
一人暮らしをしている。
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速水 夏(はやみ なつ)
- 静華の一人娘で優慈の幼なじみ。
女手一つで自分を育てた母親を母として、女性として尊敬している。
母親には幸せになってほしいと願っている。
優慈とは片親という共通点が有る為、悩みの共有者として、仲良く過ごしてきた。
優慈に対して恋心を抱いているが、うち明けてはいない。
将来の夢は学校の先生で、現在、教職を取るために大学に通っている。
大学の寮で一人暮らし中。
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新倉 茜(にいくら あかね)
- 最近、主人公一家の隣(静華とは反対側) に越してきた、新婚ほやほやの若奥さん。
大阪出身で、関西弁で話し、優慈を弟のように扱っている。
皐月と静華とは近所と言うこともあり、良い話し相手になっている。
夫が出張で家を空けていることが多く、新婚生活はあまり上手くいっていない。
お酒好きでなにかあると飲んで憂さ晴らしをしている。
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朝日奈 ステラ(あさひな すてら)
- 高級住宅街の屋敷に住むイギリス人のセレブ人妻。
夫は優良企業、朝日奈グループの社長だが、夫婦間は冷め切っている。
彼女の乗っていたリムジンが水たまりの水をはねて、優慈にかけてしまった事で、優慈と知り合う。
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八槙 秀一(やまき しゅういち)
- 優慈の父親で、皐月の夫。
優慈が病気で入院していた時に、訳あって離婚することに。
それ以来、塾や専門校の教師等をしながら息子を育てる。
息子の母親に対する不信感には気が付いているものの、その根深さには気付いておらず、真実を話さなくとも、時間が解決してくれると楽観視している。
このまま、家族の円満が取り戻せる事を願っている。
現在も、昼は専門学校教師、夜は塾の講師と忙しく働いている。帰りが遅くなることもしばしば。
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木戸 亮介(きど りょうすけ)
- 優慈が高校の頃に知り合った友人で、母子家庭に育ち、優慈と共感する。
在学中に母親に蒸発されて、高校を中退する。最後まで高校中退を引き留めてくれた優慈の事は親友だと思っている。
『SEXショークラブ』で働いていて、ホールスタッフから、女性のスカウトまでやっている。
主人公から、母親の事を聞くと自分の事のように憤慨する。
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【主人公】 八槙 優慈(やまき ゆうじ)
- 本編の主人公。
十数年前に母親(皐月) がいなくなって以来、父親と二人で暮らしてきた。
高校卒業後、定職につかずフリーターをしている。
幼い頃、大病を煩って入院していた時に、皐月が事故で死んだと聞かされる。しかし、実際は病気の自分を捨てて姿を消したと知り、皐月を憎むようになる。
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