10年前の母の病死をきっかけに住んでいた姫神島を父と一緒に離れた。そのとき主人公は9歳だった。そして今、主人公は教育実習のために再び姫神島の地を踏もうとしていた。
なにもかもが昔のまま。懐かしさがつのる。昔の記憶が次々とよみがえってきていたとき、後ろから声をかけられた。振り向くとそこには幼なじみの渚がいた。教育実習のあいだ宿泊する民宿は、彼女の家だと聞いて驚いた主人公は、波瀾の予感を感じていた。
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篠原 渚(しのはら なぎさ)
- 主人公の幼馴染み。曲がったことが大嫌いな明るく元気な高校3年生。姫神島の高校に通っている。
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姫神 澪(ひめかみ みお)
- 島の由緒ある旧家の娘。事情により高校には行っていない。不思議な力を持つ。
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藤崎 晶(ふじさき あきら)
- 親の都合で都会から島に転校して来た。島民全てに反抗的である。性格はキツイ。
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坂東 光(ばんどう ひかる)
- 島で父親と共に宝捜しに明け暮れている。ろくに読み書きは出来ないが、泳ぎは達人。
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高倉 波美(たかくら なみ)
- 島の小中学校の養護教諭。島の診療所の医者も兼ねている。
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原山 由美子(はらやま ゆみこ)
- 本土から来たおっちょこちょいな娘。港の売店でアルバイトをしている。
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嵐山 時夫(あらしやま ときお)
- 主人公の幼馴染み。島一番の青年漁師。主人公の良き相談相手。
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篠原 緑(しのはら みどり)
- 渚の妹。小学4年生。お茶目で姉思い。
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姫神 摩耶(ひめかみ まや)
- 澪の親戚。小学5年生。澪の身の回りを世話している利発な子。
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立花 亜紀(たちばな あき)
- 小学4年生。閉じこもりがちな子。
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