【聖凌学園○○○同好会】
我々、聖凌学園○○○同好会は非合法・非公式な同好会だ。その目的は、学園の風紀を乱す悪に制裁を与える事、もしくは依頼者に成り代わってその怨恨を晴らす事。
方法は簡単至極。すなわち標的を○○○する事だ。我々の目的は快楽ではない。もっと崇高な所にある。まあ、世直しとでも言っておこうか、フフフ…。
君の事は会規に従い13号と呼ばせてもらう。さっそくだが13号、君にやってもらう任務がある。これは正式な入会の為の審査だと思ってくれたまえ。詳細については追って連絡する。
なお、君が当局に逮捕されたとしても我々は関知しない。では活動に励みたまえ。
【H×H×H=始まりはHから】
雅塚学院に通う主人公・曽根崎 渉は、どこにでもいるような普通な学生。すでに季節は夏を終えて、秋を迎えようとしている中で、一人の転校生がやってくる。
その転校生の名前は 早雲寺 花蓮。超がつくほどの有名店を構えるトップ財閥の一人娘だった。
「ちょっとあなたたち! 少しは静かにしなさいよっ!」 怒声を荒げる一人の女によって教室は静まり、生徒たちの視線はその子に集まった。
「教師の声も聞かずに勝手なことをして、恥ずかしいとは思わないのっ!」 問いかける彼女の言葉に声を発する生徒はいない。というか、できるわけがない。
(も、もしかして、転校生っていうのは……彼女のことか?) 振り返り、学を見やるとピースサインで合図を送ってくる。ということは、あいつは誰が転校してくるかも分かっていたみたいだ。
まさか、転校してくる相手が早雲寺のものだとは……
【性春☆ダイナマイトっ!!】
主人公・宮尾葉はどこにでもいる普通の男子生徒。彼が告白を受けるところからすべてが始まる。
彼女には以前から好意は持っていたが、まさか自分が告白されるとは思っていなかったので戸惑いを隠せなかった葉。
しかし、付き合っていくうちにだんだんもっと惹かれて行くだろう、と、告白を受け入れる。
告白と同時に、キス。付き合いはじめはぎこちなかったが、そろそろキス以上の事もOKだろう、と思う二ヶ月後。
――さらに、ここから二人の物語が始まる。
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【聖凌学園○○○同好会】 朝比奈 由紀(あさひな ゆき)
- クラスメイト。主人公のことを好ましく思っている。
優等生で、誰にでも優しく、人気もあり、大人びていが、明るく活動的で、人懐っこい性格。
学校のアイドル的存在。ひかりの親友。
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【聖凌学園○○○同好会】 青葉 ひかり(あおば ひかり)
- クラスメイト。ボーイッシュで活発、男子とも気兼ねなく話せる性格だが、実は思いこみや嫉妬の激しい。
由紀の親友。いつも由紀と一緒にいて、しばしば由紀に群がる男どもを排除している。
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【H×H×H=始まりはHから】 早雲寺 花蓮(そううんじ かれん) CV:此花サクヤ
- 古い家元なので、口調はどこか固い。が、女の子らしい一面は持っている。
自分を中心に物事を考えるのだが、養ってきた社交性から、規律には厳しい。しかし、間違った規律には○く反論する。
我慢をすることが嫌いで、手に入らなければ財力でモノを言わせる節もある。それでも、周りからの悪評はない。特別な人以外にも対等に話し、また○い芯も持っている。
勉○、スポーツは完璧。すでに早雲寺家のものからありとあらゆることを教わっている。ただ、唯一苦手なのはパソコン関係。携帯もメールが最近打てるようになった。
主人公と同じく、苗字にコンプレックスを抱いている。
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【H×H×H=始まりはHから】 河合 亮(かわい りょう) CV:貴坂理緒
- 明るく、生徒会長を任されているとは思えないほど、運動が好き。
主人公と同じマンションに住んでいるため、顔をつき合わすこともよくあり、また彼を委員会の補佐(雑用)役として扱っている。
世代交代で、亮は会長を降りないといけないのだが、後輩たちの厚い要望で、この2学期まで亮が任されることになった。
学力も優れており、生徒や先生からの信頼は厚い。そんな彼女は人前で話すのが大の苦手。何度となく大失敗を繰り返して来ている。それをたまたま目撃してしまった主人公は、口止め料として淫らな関係が続いている。
2学期終業式当日、学年代表スピーチがあるのだが、亮は──
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【H×H×H=始まりはHから】 鐘倉 しおん(かねくら しおん) CV:櫻井ひな
- 人懐っこそうな外見とは裏腹にあまり群れることを好まない。
花蓮には劣るものの、名の知れた企業の親がおり、裕福な生活をしている。だが、海外を飛び回る両親に振り回されて、数多く転校している。
そのため、友達を作ることに意味を見出さなくなってきている。そんな彼女が、唯一尊敬している人物、それが亮。彼女に対しては敬語。
生徒会室も出入りしている。それとは逆に、敵対心を抱いているのは花蓮。
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【H×H×H=始まりはHから】 雅塚 かなえ(みやびづか かなえ) CV:瓏暁露
- おっとりとした感じで、場に流されやすい。
生徒たちにもからかわれることは少なくないが、芯は通っている。
渉の担任であると同時に、委員長の責任者も任されているため、ほとんどの場所で顔を合わせる。
また、この学園の理事長を務めていたひ孫に当たる。
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【性春☆ダイナマイトっ!!】 月城 小鈴(つきしろ こすず) CV:貴坂理緒
- 元気で明るい、隣の席のクラスメートで、葉の幼馴染。部活は演劇部。委員会無所属。寮住まい。
さっぱりした性格で誰とでも付き合える。流行に敏感で、オシャレ好き。だが派手ではない。
男友達も女友達も多く、世話好きで頼まれると断れないし、逆に頼まれることが好きだったりする。
姉が有名劇団の女優をしている。シスコン気味で、姉のことを何か言われるとちょっと嬉しい。自分も姉のようになりたいと、目標にしている。
葉のことは幼馴染で昔から付き合いがあったが、成長していくうちに疎遠になっていた。
が、同じクラスになってから話していくうちに好きになり、告白。
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【性春☆ダイナマイトっ!!】 朝霞 那智(あさか なち) CV:緑川有名
- お嬢様で天然ボケのふわふわした印象を受ける子。部活、吹奏楽部、委員会無所属。
誰からも好かれる性格も顔も可愛い学園のアイドル的存在。ファンクラブがあるとかないとか。
葉とは中学も一緒で、中学の時からずっと気になっていたらしく(過去、葉に助けられた事があったので。葉は覚えてない)二年になってついに告白。
お嬢様ゆえかかなり世間とズレた考えの持ち主。殿方優先、とばかりに葉に尽くす。
服装はお嬢様っぽい清楚なワンピースなど淡い色を好んで着ている。
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【性春☆ダイナマイトっ!!】 五十嵐 遠夜(いがらし とおや) CV:霜月優
- 科学部で怪しげな研究をしている謎の先輩。科学部、委員会無所属。寮住まい。
最初は葉と何故かよく会うところからはじまり、そこに疑問を抱いた遠夜が葉を実験対象にしたいと言い出す。
勿論断り逃げるが、執拗に迫る遠夜。あのテこのテを使って無理矢理葉を自分のものにする。
いきなり自分から迫ったり、無表情でエロいことを言ったりと、ちょっとあぶない人。
葉と付き合うようになってからはさらに色んな怪しい研究実験をしているらしい。
あまり表情パターンは多くなく、何故かいつでも制服。
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【性春☆ダイナマイトっ!!】 宮尾 なつめ(みやお なつめ) CV:鈴木ななこ
- 主人公の義妹。チアリーディング部、応援部。
明るく人なつっこい性格だが、葉以外の男性(特に年上)は苦手。一歳しか年が違わないので同じ学校。
葉の父親と、なつめの母親が再婚して義妹となる。お兄ちゃんっ子でかなりのブラコン。
ずっと一人で鍵っ子だったので、孤独に弱い部分がある。
服装はカジュアル系、動きやすいものを好む。
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