主人公、久桐恭平は人一倍怠け癖が○い青年。そんな性格が災いしてか、なんとなく上京し、なんとなく入った現在の大学でもすでに二度も留年していた。さすがにこの状況を見かねた恭平の両親は、仕送りを全てストップすると電話をかけてくる。親からの仕送りのおかげで、バイトもせずにダラダラと暮らせていた恭平にとってはこれはまさに死活問題。さぁ困ったと部屋で悩んでいると、不意に押し入れの中から物音が・・・
不審に思った恭平は押し入れの襖を開けてみる。すると突然、中からメイド服を着た女の子が恭平に向かって飛び出してきた。状況把握が全く出来ず、呆然とする恭平。そんな恭平にはお構いなしに、彼女はこう自己紹介をする。
「比良坂 葵。2348年、6月3日生まれのふたご座でO型。本日からご主人様のお世話をさせて頂きますです、はい」
自分の子孫の依頼で、恭平の世話をするために未来からやってきたという彼女。恭平の知らぬ所で勝手に話は進み、いきなり可愛いメイドさんとの同棲生活が始まろうとしていた・・・
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比良坂 葵(ひらさか あおい)
- 身長:163cm 体重:48kg
B・W・H:89−59−86
6月3日生まれ O型
物語の主人公である恭平の子孫が、現代に送りこんで来たメイド。
目的は恭平の代から落ちぶれる事になる久桐家の歴史を変えるため。
つまり、ダメ人間街道まっしぐらな恭平を再教育し、
久桐家の未来に繁栄の二文字をもたらせるようにするのが彼女のお仕事である。
メイドらしく家事万能。
明るく、常に細かい気配りを忘れない姉さん女房的な性格をしているが、
お酒を飲むと性格が180度変わる。
いわゆる酒乱。それも、かなり重度の。
『比良坂 葵。2348年、6月3日生まれのふたご座でO型。
本日からご主人様のお世話をさせて頂きますです、はい』
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弐宮 翔子(にのみや しょうこ)
- 身長:151cm 体重:39kg
B・W・H:77−53−79
10月11日生まれ AB型
総資産額が世界でも五本の指に入る国際的大企業、弐宮グループの跡取娘。
主人公の恭平とは大学以前から先輩後輩の関係に当たり、
何故かその頃から恭平の事を慕っている。
本来なら親が用意した翔子が入るべき学校を無視してまでも、
恭平がいるという理由だけで後を追いかけて来た事などからも、
その慕いっぷりは並みでは無い事が分かる。
性格は至ってマイペースでのんびり屋。言葉の語尾の母音を伸ばす癖がある。
だが、そんな見た目とは裏腹に明晰な頭脳を持ち、
学業は常に優秀な成績を修めている。
『先輩ぃ〜。今年こそちゃんと単位を取って進級しませんとぉ〜
翔子の先輩なのに後輩になっちゃいますよぉ〜』
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山本 美咲(やまもと みさき)
- 身長:168cm 体重:50kg
B・W・H:92−60−89
1月3日生まれ A型
恭平の住むアパートの管理人が腰痛で入院したため、代理としてやってきた女性。
昼夜問わず○っ払っており、右手には必ずお酒の入った一升瓶を常備している。
本人曰く「自分より年下の子をからかうのは極上の酒の肴」らしく、
いつも恭平や葵をからかってはゲラゲラと笑い声を上げている。
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ルーシー アレックス
- 身長:155cm 体重:41kg
B・W・H:82−56−83
翔子の事を姫と呼び、ボディーガードを務める外国人女性。
誤った日本観を持っており、日本ではボディーガードの事を忍と言うのだと勘違いしている。
普段から忍者の姿をしているのはそのため。
ちなみに彼女の持つ日本のイメージとは「サムライ・ゲイシャ・フジヤーマ」らしい。
もともとは日本への旅行者だったが、
その旅先で旅費が底を尽き路頭に迷っていたところを翔子に助けられた。
その恩を返すため、翔子の世話役として志願し、今に至る。
また、何か失敗をするごとに「ハラキリ」をしようとする困った癖がある。
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久桐 恭平(くどう きょうへい)
- 主人公。なんとなく今の大学に入ったが、
特に自分のやりたい事も見つけられずダラダラとした毎日を送っている。
基本的に面倒くさがり屋で、何かをやるにも、その気になるまで時間がかかるタイプ。
そんな性格が災いし、現在の大学もすでに2回ほど留年している。
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