もう8割ほど復活しているサプル城だが、その規模が広くなるにつれ、リーナの負担が増加している。
王子は、メイドを増やしたほうがいいだろうと、リーナに相談するが、一人でも大丈夫!と、リーナは空元気。
甲斐甲斐しく働きまわるものの、やはり一人では限界かも?そんな折、サプルにマリーと名乗るメイドがやってきた!
なんでも、タイロンとグランジュの間にある、サバントという小さな国からやって来たらしい。
サバントは、国民のほとんどが召使で、他国に召使を輸出しているらしく、男ならフットマンに女ならメイドになって出稼ぎに出るのが当たり前の国らしい。
そんなサバントのメイドとは渡りに舟と、王子はお試し期間という断りつきで、マリーの申し出を了承する。
「王子様のお世話はわたしが独占したーい!でも手が足りないのも事実だし…」
マリーとリーナの華麗なるメイドバトル勃発なのか!?