好きだから … 好きといえない 恥ずかしがるヒロインのリアクションを楽しむ萌えゲーム!
本作は、ちょっと田舎の現代日本を舞台に主人公と「恥ずかしがりや」の女の子達との恋を描くADVです。
ヒロインは初期設定から主人公の事を想っています。
いわゆるデレ状態ですが、それぞれが想い人を前にしてひっそりと想っていたり、ツンデレだったり、上がり症だったりして上手く伝えられません。
思わず応援してあげたくなるような「女の子の女の子らしさ」を可愛らしいキャラクター達を通じて描きます。
「面と向かうと照れちゃって恥ずかしいけど主人公の為に頑張る女の子を見てニヤニヤする」
「好きだから好きって言えない」
というもっとも簡単でもっとも難しい乙女達の物語です。
でも、それこそ意外と単純で簡単なきっかけで好きと言えるものです。
だって好きなんですから。
美しい星の輝きが空を覆う、穏やかで情緒豊かな田舎町「美空町」。
両親の仕事の都合により、主人公「鈴原恭介」は幼少の頃を過ごしたこの町に約10年ぶりに帰ってきた。
それから半年。
一つ屋根の下で一緒に住むことになった幼馴染の「七瀬瑞樹」「七瀬有希」姉妹をはじめ、普段はクールだが心根はとても優しいクラスメイトの「伊賀野凛」、暴走気味だけど何事にも全力体当たりな可愛い後輩「桜庭小波」。
恭介は、彼女達の秘めた想いにも気付くことなく、日々心温まる田舎町での学園生活を送っていた。
好きだからこそ、好きと言えない……
溢れる想いを伝えようと日々頑張っては、いざ本人を目の前にすると照れてしまう。
積極的にアプローチを試みるも、ここぞというところであと一歩の勇気が足りなくて失敗してしまう……そんな恥らう乙女達が、思わず照れちゃうようなハズカシさを乗り越えて精一杯ガンバる、甘酸っぱい日々。
果たして女の子達の恋の結末は如何に?
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七瀬 有希 (ななせ ゆき) CV:新堂真弓
- Type:ツン&テレ&デレ
主人公のクラスメートで瑞希の妹。姉と正反対で、勝気で活発な性格。
素直に「好き」と言いたいけどなかなか言えなくて、つい悪態をついてしまう。俗に言う、ツンデレ。
また、姉と同じく女の子らしく可愛いものが好きだが、姉とは違って本当に可愛いものが好き。
多少少女趣味な自分の部屋を見られるのがイヤで、主人公をなかなか部屋へはあげてくれない。
料理の腕前は壊滅的。本人は努力しているのだが、根本的に才能が欠けているのか上手くいかない。
子供の頃、主人公が髪が長い女の子が好きと言っていたのを今でも覚えており、その為に髪の毛を伸ばしている。
「べべ、別に必死になんかなってないもん!」
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七瀬 瑞希 (ななせ みずき) CV:水瀬沙季
- Type:デレ&テレ
学園の3年生で主人公とはひとつ違いの年上の女の子。有希の姉。メガネ着用で穏やかな性格。
主人公の事が大好きで、いつも「好き好き」言って子供のように溺愛してしまうため、「好き」という言葉にあまり真実味がなく感じられてしまう。本心を出したいけど、なかなか出せない。
おっとりしているが、家事全般を得意としており、特に料理の腕前は一級。元々好きなこともあり、弁当だけでなく家の食事全てを賄っている。
本人いわく、可愛いものが好きとのことだが、周りからはどう見ても可愛いとは思えないものばかりを集めている。
「ふふっ、いいじゃない、照れなくても。それに、そういう優しいところ、わたしは 好きよ♪」
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桜葉 小波 (さくらば こなみ) CV:雪都さお梨
- Type:テレ&テレ
極度のテレ屋で、少し妄想癖のある少女。
男の子に対する免疫がなく、すぐにテレちゃって行動不能になる。
自宅は果樹園(ミカン)を運営。
ミカン畑の受粉用にミツバチを飼っているのだが、子供の頃に蜂に襲われたトラウマでミツバチに近寄れずに困っている。
部活動は、郷土史研究会に所属。
美空町の古くからの農業に興味があり、自分もこの町で一生を過ごしたいと考えている。
部長である玲子のことを尊敬し、なんでも言うことを聞いてしまう。
玲子の事は「ぶちょー」と呼ぶ。
「あのぉ……はわわ……そのぉ……」
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伊賀野 凛 (いがの りん) CV:桃井穂美
- Type:クール&テレ
主人公のクラスメートで有希の親友。
素直になれず、いつも主人公に悪態をついてしまう有希が、メールで相談する相手でもある。
実家は町唯一のコンビニ『いがのマート』。
町の網元である両親が、半分趣味ではじめたような店であるため、現在経営は兄に任されている。
ただし、コンビにとは名ばかりで、実態は商店となんら変わらない。
都会に憧れ、店を近代化させようとしながらも、どこかズレている兄とは違い凛は現実的。
そういう店は見空には合わないと悟っているため、兄の言動にいつも呆れている。
都会への憧れを強く持った兄とは正反対に、凛自体は見空という町を愛している。
ぶっきらぼうだが料理などは得意で意外と家庭的。
「で、その鈴原くんは、まだ夢から覚めてないってわけ?」
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間臼 美樹 (まうす みき) CV:立花あや
- Type:ダウナー&テレ
通称:ミッキー。
学園の3年生で瑞希の友人。常にローテンションだが、時折ボソッと辛らつな発言をする。
瑞希の事が好き。(マスコット的な意味で)
しかし時折そっちのケがあるのではないかと思わせる言動もチラホラ。
妙な飲み物とか食べ物が好きで、いがのマートの常連であり凛の兄のよき理解者(?)でもある。
ただし、瑞希の趣味に対しては疑問視しているフシもある。
「友達のいない貴方の携帯に私の番号を登録しているんです。何か文句でもありますか?」
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加治屋 玲子 (かじや れいこ) CV:如月葵
- 一見すると成績優秀、品行方正な優等生だが、実は超ワンマンなぐーたら部長。
小波が所属する郷土史研究会の部長。
郷土史研究会は、玲子と小波しかいないためイケメン部員を大勢引き込んで逆ハーレムを作ろうと考えている。
小波を可愛がっており、部員勧誘と同時に、どうにか小波と恭介を結びつけようと知恵を働かせる。
謎の郷土風俗資料本を持っており、そこに書かれている眉唾の恋愛テクニックを小波に実行させようとする。
小波の事は「小波君」と呼ぶ。
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鈴原 恭介 (すずはら きょうすけ)
- 主人公。見空学園の2年生。7歳までを見空町(当時は村)で過ごした。
その後父親の仕事の都合で都会に。そのため、町での記憶はあまり残っていない。
幼い頃から、祖父に夜空の素晴らしさを教えてもらっており、その影響で少年時代は星を見るのが好きだった。
今回父親が仕事の都合で1年間、海外へ。それに従い母親も連れ添うことに。
はじめての一人暮らしを心配した両親は彼を連れて行こうとするが、本人の猛烈な反対に会い思い悩んでいるところに、たまたま子供の頃お隣に住んでいた七瀬のおじさんが仕事のついでに鈴原家を訪ねてきた折、世話焼きの叔父さは「それなら自分の家に部屋が余っているから」と、とんとん拍子に見空町(祖父が住んでいた住まい)に移り住むことになる。
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