気が付いた時、彼女は透明なクリスタルの中にいた。
とてもとても小さくなって、頑丈なその球の中に閉じ込められていた。
そして眼の前には王子。
彼女に気付いた王子が慌てふためくが、一体何がどうなっているのかさっぱり分からない。
そこに、謎の使いが現れる。
王子がとても恐ろしい罪を○したので、代わりにお姫様を閉じ込めたという。
使いは王子に告げる。
お姫様を救い出したければ、この世界にたった一つしかないクリスマスツリーを完成させろと。
それが出来なければ、お姫様は悪夢の中に永遠に閉じ込められてしまうだろう、と───。
聖なる夜に煌めく魔法が降り注ぐ。
恋の始まりから一歩進んだ恋人達の夜のために。
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天橋 美紅 (あまはし みく)
- 御符汰学園生徒会書記で、文芸部員。
快活で、少し大人びた雰囲気があるが恋愛には奥手で悩みが多い。
ある事件をきっかけにクリスタルの中に閉じ込められてしまう。
「…いえ、そうじゃなくて。実は今、記憶を失ってて…この人のこと覚えてなくて…」
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The prince of DIAMOND CV:寺島拓篤
- 通称・白の王子。
自分にかかった呪いをといてくれる姫を捜しているらしいが…?
「考えていることが読めました。 あのミフターフでの王子達をまた集めて妨害工作させようという魂胆ですね?」
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The prince of SAPPIRE CV:近藤隆
- 通称・蒼の王子。
姫を手に入れるための宝物を探しているらしいが…?
「そ、その…まさかとは思うが、お前本人が小さくなってその中に入っているなどという… そんな非現実的なことではないよな?」
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The prince of AMETHYST CV:柿原徹也
- 通称・紫の王子。
自分と一緒に永遠に眠ってくれる姫を捜しているらしいが…?
「そのまま俺に乗り換えたら? あいつが○情はって口にしない理由は本当に下らないよ?」
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The prince of EMERALD CV:平川大輔
- 通称・緑の王子。
宝箱の鍵を持つ姫を捜しているらしいが…?
「悪いのは俺だ!! それは認める!! だから俺に呪いでも何でもかけろ!」
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The prince of GARNET CV:立花慎之介
- 通称・紅の王子。
自分の御馳走になってくれる姫を捜しているらしいが…?
「……ミフターフで最後に見た時よりも美しくなったな。 確かに他人の庭に咲く花を手折るのもなかなか楽しいものかも知れない」
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The queen of snow CV:結本ミチル
- 怪しい世界を統べる雪の女王。
「姫様は貴方のせいで苦しんでいますの。 下らないことで悩んでいるなら、もう消えていただけます?」
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The fool CV:保村真
- 雪の女王に仕える謎の男。
「一度手に入れたものが永遠に自分のものだとは限らない。そうだろ?」
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The bunny CV:松元恵
- 案内役のゴージャスなウサギ。
「ちょっと王子! 全然駄目じゃないの! こんなんじゃお姫様を助けられないわよ!?」
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