江戸−吉原を舞台としたライアーソフトの遊郭経営SLG!
ライアーソフト最新作は、過去作とはまた趣の違った正統派インモラルSLG。
色町として有名な吉原で、その手の家・妓楼を継いだ主人公は一流の遊女を仕立て上げ、店を立て直していくことになる。
期間は3年間。月単位で必要な宣伝・投資を行い、店の規模と格を上げて吉原一の遊廓を目指そう。
客の質に数、遊女と店の質、双方のバランスを見極めることが店主としての腕の見せ所となるぞ。
季節や行事によるイベント、吉原という閉鎖された町が醸し出す背徳感。
艶やかな色気に満ちた、儚くも美しいストーリーに注目!
江戸、吉原。百万都市・江戸随一の遊郭街。
幕府の中心地として江戸の町が発展を続ける過程で、町中に点在する遊女屋を一ヶ所に集めたことで成立したこの遊郭街は、大火による焼亡と移転を経て、日本橋より北に一里半の大川沿いに不夜の城を築いた。
愛と欲、情と憎、嘘と誠、女と男のすべてを引き寄せ、一夜に千両を動かす。
太夫と呼ばれる最上位の遊女は、大名であっても気に入らなければ頭を垂れぬ、花魁と呼ばれた彼女達は、金で買われながらも矜恃を失わず、一夜限りの仮初めながら、夫婦として男を迎えて、その技を尽くす。
江戸三百年の間に、この遊郭街は、男の粋と女の張りと言い表された独特の伝統を生みだしていく。
嘉門は、その吉原で店を構える父親の元で、日々遊び暮らしていた。
しかし、父親の死により、状況は一変する。
堅実な先代店主のもとで繁盛していた店をぼんくら息子が継いだと聞いて、取り付けに群がる借金取り達。
吉原の顔役の介入でなんとか破産だけは免れたものの、嘉門の手元に残ったのは、格を落として小見世まで成り下がった店と、ただ一人残った太夫・氷笹、幾人かの格下の遊女、わずかばかりの金子、そして、父親がどこぞの取り潰された大名の子女との触れ込みで大枚はたいて買ってきた娘、天音だけだった。
しかし、ここでただ何もせず店を潰したとあっては男がすたる。
かくして、嘉門は、この『高瀬屋』をたてなおし、大見世と呼ばれる吉原一の遊郭とすることを目指し、店主業に励むこととなる。
▲1. 遊廓の経営は花魁頼みではなく、店の規模やサービス・格・評判も重要。
▲2. 月頭に経営方針を決定。設備の充実は有効だが経費も掛かるので注意!
▲3. 料金の設定や経費の調整も行える。如実に損益に反映するので慎重に!
▲4. 運営は月単位だが週ごとにも売り上げが報告される。参考にしよう。
▲5. 月末に収支決算が行われる。経営が順調なら評判も良くなっていくぞ。
▲6. 収支がマイナスになるとゲームオーバー。街一番の大見世を目指そう!
▲7. 花魁ごとの売り上げも確認。やはり格による差は大きいようだ。
▲8. 客層ごとの分析も可能。武士・商人・町人。それぞれの好みを掴もう。
▲9. 所属している遊女の管理も行う。花町ならではの諸事情もあるが……。
▲10. 経営のヒントになる進言やお客さんの声を確認。計画的に実行していこう。
▲ 様々なイベントも発生。妹も諌められない主人で大丈夫か……?
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“読み物” であることを重視したオフィシャル小冊子。
メイン3ヒロインのサイドストーリーを中心に、テキスト書き下ろしをふんだんに収録。
表紙はめいびい氏の描き下ろしで、貴重なラフ・設定画も掲載。
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天音 (あまね) CV:中家志穂
- お取り潰しにあった大名の一人娘という触れ込みで売られてきたが、それは真っ赤な嘘のただの田舎娘。
だが、その内側には一流の花魁となれる素質があると嘉門は見抜いている……、というより、大枚をはたいて買った娘なので、元を取ってもらわなければ困ると、大事に育てていくことになる。
遊女でありながら、折れず陰らぬ心根で、嘉門や客を包み込む深い愛情を見せる。
「誰も、何も、恨んでいません。こうして生きていけることが幸せとも思える。でも……、あなたが時折、優しくしてくれるたびに、泣きたくなるのは、なぜなんでしょう」
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氷笹 (ひささ) CV:かわしまりの
- 嘉門の父親の代からただ一人残った太夫。
自分を育ててくれた先代への恩もあり、嘉門を見捨てきれずに残った。
芸が達者で床上手。上客も多いので、嘉門もなかなか頭があがらない。
遊女としての自尊心が高く、野暮を嫌う。
浮気をしてくる客を拒むことはないが、元の相手の遊女が文句をつけに怒鳴り込んでくれば、客とまとめて殴り倒すくらいの張りを見せる。
「金さえ払えばどんな夢だって見せる一夜の蝶。ふふ、そんな小さな誇りにすがっているから、あなたの上で腰を振っていられるのよ」
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珠琴 (たまこと) CV:金田まひる
- 嘉門の妹。
店の経営に追われて実家に帰ってこなくなった兄を案じて吉原に乗り込み、そのまま遊女として居着いてしまう。
兄を心配し、力になろうとする一心で芸・色事を学んでいく。
最初は、すぐに音を上げるだろうと高をくくっていた嘉門も、徐々に開花していく珠琴の遊女としての才能に舌を巻くことに。
「あぁ、素敵……。兄様、こんな楽しいこと、初めて! お願い、兄様、もっと、もっとたくさん教えて!」
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高瀬屋 嘉門 (たかせや かもん)
- 主人公。
父親の急死により、吉原の遊郭 『高瀬屋』 を継ぐことになった。
それなりに才気のある江戸っ子。
商売人なので上客や官憲にはへりくだりもするが、胸の裡で啖呵を切ったり舌を出したりしている。
情には厚く、店の者を大事に思ってはいる。
が、自分の立場をわきまえており、偽悪的に振る舞う面を出すことが多い。
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宵篠 (よいしの) CV:杉原茉莉
- 遊女に唄と三味線を教える女芸者。
もと遊女上がりで、年季が明けた後は評判の芸で身を立てている。
時々、部屋に上がって披露したりもするが、客はとらない。
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中条 良潤 (ちゅうじょう りょうじゅん) CV:高槻つばさ
- 中条流の女医者。
なりは幼く見えるが、腕は確か。
吉原の店に出入りをして、遊女の健康を気遣う。
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お夏 (おなつ) CV:野月まひる
- 来歴不明の文身(ほりもの)師。
彼女に起請彫りや入れ黒子を彫ってもらうと想いが叶いやすい、という噂が囁かれており、遊女たちに引っ張りだこ。
吉原にほぼ住み着いてしまっている。店の関係者も無碍にはできない。
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鉄佐 (てつざ)
- 嘉門の店で長く働いている番頭。店の諸事を取り仕切っている。
嘉門のことを初めは頼りなく思っているが、しっかりと支えてくれる。
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徳川 家宗 (とくがわ いえむね)
- 当代の徳川家当主、世を治める将軍。
身分を隠して、吉原に出没しているとの噂が立てられている。
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庄司甚右衛門 (しょうじ じんえもん)/けーこちゃん
- 吉原の顔役。
吉原をつくりあげた庄司甚右衛門の功績を称えて、吉原の顔役は代々、この名前を名乗る。
人をくったような態度と物言いで、いけしゃあしゃあと無理難題を突きつけてくる。
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