ノーブルな舞台で繰り広げられる恋愛物語!
園部円は、『国立大楠学院』 に転校することになった。
転校したてで右も左も分からない円は、息も絶えだえになりながら、なんとか男子寮へと辿り着く。
自室のドアを開くと、そこにいたのは―― 異国の少女。
オルフィーナ・フォン・ルーヴェンス――。
それが彼女の名前であり、北欧の小国・ルーヴェンス王国から留学してきた正真正銘のお姫様。
大使館住まいを○要されるのを嫌い、オルフィーナは従者のカノンと共に、こっそりと寮の空き部屋を仮住まいとしていたのだ。
とはいえ、今日からここは円の部屋。 不法侵入を許すわけにはいかない。
しかし、お姫様も頑固だった。
根負けする形で、円は部屋の一部 (大部分) を占領されることとなる。
こうして、高貴なお姫様との奇妙な同居生活が始まった。
それから間もなくして、とんでもない立場に立たされることになる円。
学院内には上流階級の人間たちが集まる組織 『麗人会』 が存在し、彼らはオルフィーナを会に招聘しようとした。
しかし、オルフィーナはけんもほろろに入会を断ってしまう。
すったもんだの後、円は対抗組織である 『社交部』 を立ち上げ、『麗人会』 に対抗すべく、学園祭で社交会を開くことを決意する。
どちらがより多く、支持を集めることができるのか。
個性的なお嬢様たちに囲まれ、文化やしきたりに翻弄されながらも、社交会を成功させるべく、円は死に物狂いで奮闘する――。
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オルフィーナ・フォン・ルーヴェンス CV:小倉結衣
- 身長:160cm スリーサイズ:B85(D)/ W57/ H83
誕生日:12月23日 血液型:O型 学力:特上
趣味:読書、乗馬、かえるグッズ集め 苦手なこと:ひとりぼっち
北欧の小国・ルーヴェンス王国から留学してきたお姫様。
幼い頃から帝王学を学び、いついかなる時でも高貴さを失わない。
ただし、日本語に不慣れなことから、ときどき怪しげな言葉遣いになることがある。
ゲーセンのUFOキャッチャーで取ったかえるのぬいぐるみに心癒され、以来そのキャラのグッズを盲目的に収集している。
「あ、あら? わたくし、何かおかしなことを言いやがりましたでしょうか???」
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東雲 蛍 (しののめ けい) CV:桃井いちご
- 身長:163cm スリーサイズ:B87(E)/ W58/ H86
誕生日:8月18日 血液型:AB型 学力:並の上
趣味:料理、剣術、史跡探訪 苦手なこと:手加減、嘘、雷
旧武家の末裔で、一本芯の通ったお嬢様。
ゆえに、筋の通らないことに対しては相手が誰であろうと一歩も引かない頑固で融通の利かない一面も。
義に厚く情に脆く、誰にも分け隔てなく接する。
新撰組の大ファンで、その影響で剣道を習いはじめるが、部活動には所属していない。
「君も男だったら、少しは言い返すぐらいの気概を持った方が良いんじゃない?」
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蓬田 祥智 (よもぎだ さち) CV:御苑生メイ
- 身長:158cm スリーサイズ:B89(G)/ W59/ H88
誕生日:7月7日 血液型:A型 学力:上の上
趣味:茶道、入浴、散歩 苦手なこと:IT関連、携帯のメール打ち
茶道の家元の娘。
円とは古くからの幼なじみであり、円のことを弟のように可愛がっている。
誰をも包み込んでしまうような性格と、名門校においても屈指の才媛であることから、学院内での人望は非常に高い。
大のお風呂好きで、一度湯船に浸かると2時間以上出てこない。
「あらあら……円ちゃんたら、相変わらずやんちゃなんだから、ふふふっ♪」
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一宮 菖蒲 (いちのみや あやめ) CV:みる
- 身長:145cm スリーサイズ:B72(AA)/ W53/ H74
誕生日:5月5日 血液型:B型 学力:上の上
趣味:蝶々結び、読書 苦手なこと:運動全般
日本有数の巨大財閥 『一宮コンツェルン』 の三女。
性格はいたって生真面目で努力家。
愛嬌がないために誤解されることも多いが、内実は歳相応の女の子。
小動物が大好きだが、なぜか引っかかれたり噛まれたりすることが多く、本人は大変遺憾に思っている。
「ほ、褒めたって何も良いことなんてありませんよ? だいたい、今更そんなこと言われたって……困り…ますし」
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カノン CV:永野まどか
- 身長:156cm スリーサイズ:B77(AA)/ W58/ H79
誕生日:6月7日 血液型:A型 学力:上
趣味:家事全般、TVゲーム、立ち食い蕎麦、お菓子作り 苦手なこと:おしゃべり
オルフィーナと共に来日した従者。
極端な無口であり、主なコミュニケーション方法は筆談となっている。
オルフィーナに対する忠誠心は鉄よりも硬く、授業中以外は常に付き従っている。
掃除、洗濯、炊事には深いこだわりを持っており、オルフィーナの食事は必ず彼女が作っている。
「…………はい」
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主人公 園部 円 (そのべ まどか)
- 家は華族の末裔だったが、落ちぶれて完全に一般人として生活を送っていた。
しかし、父が事業の成功により成金化。お家復興と息巻いている様子。
父が厳格なこともあり、育ちとしては一般家庭レベルだったが、言葉遣いや佇まいは一般人よりは多少カッチリしている。
性格的にはやや堅物で、古風な印象。
多少天然なところがあり、冗談で言われたことを本気で信じてしまったりする。
自分のことに関しては淡白であり、父のような立身出世欲はほとんどない。 真っ当に一生を終えられることを願っている。
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