時は科学技術が崩壊した遠い未来、AD 9999年。
時間の流れと軌道軸の偶然が重なりあい引き起こされる、太陽系の星々による惑星直列が起きた時、
伝説の忌まわしき3つの指輪が融合して秘められた力を解き放ち、この世界に再び混沌より生まれし悪しき氷の竜を光臨させ、
生きとし生けるもの世界の全てを何もかも凍らせてしまうだろう……。
神々が創造した広大な母なる海に囲まれ、恵みの大地に長い年月をかけて人々が築いていった中つ国と呼ばれる国があった。
中つ国には、まるで人々の目から己の存在を背けるかのように隠された、神秘的で美しくも妖しさすら感じられるような秘密の聖堂があった。
世界からも閉ざされ、全ての侵入を拒絶しているかのように感じられるその聖堂には、世の理(ことわり)から逸脱し自然の摂理すらも凌駕するほどの力を秘めているとされる忌まわしき3つの指輪が隔離され、奉られていた。
人々から忘れ去られるほどに長い年月が流れる中、偶然と偶然の重なり合いから惑星直列が発生し、
忌まわしき指輪を守護する3人の守り子たちが、混沌より突如として現れた氷の竜によって囚われてしまった。
○大な力を秘めた指輪は氷の竜によって守り子の女体の一部に埋め込まれると、守り子たちの身体はたちまちのうちに凍り付き、指輪は守り子の生命を吸い始めた。
AD 9999年9の月、惑星は直列し、そして守り子の生命は吸い尽くされ、3つの指輪は融合してしまうという……。
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守り子のひとり、一の守り子 ララ・レイダー CV:水純なな歩
- 忌まわしき3つの指輪を聖堂に隔離し、外界へ持ち出されぬよう守護する3人の守り子のひとり、一の守り子。
中つ国の名高い剣士であった父親から授けられた伝説の剣・ドラゴンスレイヤーを継ぐ者。
幼少の頃より剣の鍛錬を受けており、父と同じように気高い剣士であろうと志しを高く持っている。
そのためプライドが高く勝ち気な性格をしており、やや○情なところがある。
しかし気が○い反面、精神的に弱い一面も時折見せることがある。
惑星直列の時、指輪を守護するララのもとに突如、氷の竜が姿を現す。
ララは伝説の剣・ドラゴンスレイヤーを渾身の力を込めて氷の竜へと振り下ろす。
だが氷の竜はいとも簡単に剣を跳ね返し、その口から白い凍結のブリザードを吐き散らす。
ララは避けることが出来ず、見る間に凍り付いていったのだった……。
「なぜお前を殺すかって!? それは……おまえのその顔がむかつくからよっ!」
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マリア・ペペンシー CV:花南
- 忌まわしき3つの指輪を聖堂に隔離し、外界へ持ち出されぬよう守護する3人の守り子のひとり、二の守り子。
代々受け継がれている “魔導” と呼ばれる森羅万象の力と、類まれなる○大な魔力を持ち “魔導のイカズチ” を操ることのできる魔導師一族の末裔。
一本気で頑固なほどの生真面目な性格をしているが、とてもおっちょこちょい。
本人は真剣にやっているつもりでも、とんでもなく思いがけないヘマをやらかすことがある。
時折、表向きの柔らかい雰囲気とは打って変わり、まるで闇からの使者を呼び出したかのような怖い一面を見せることも。
かつて氷の竜に父母を殺され、二の指輪を守護する守り子になったマリア。
そのマリアの居る聖堂が轟音とともに破壊され、氷の竜が姿を現した。
マリアは “魔導のイカズチ” を放ち応戦するが、氷の竜が振り回した尾がマリアを直撃、続けて吐き出されたブリザードによって冷たく凍り付いてしまった……。
「いにしえの者よ、魔導の力よ、我が声に応えよっ!」
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かー・ぼちゃ CV:秋野花
- 忌まわしき3つの指輪を聖堂に隔離し、外界へ持ち出されぬよう守護する3人の守り子のひとり、三の守り子。
自然と共に歩み、また自然と共に己の身を捧げてきたパンプキン族と言われる一族の子孫。
パワー全開の元気娘で、能天気をそのまま形にしたような天真爛漫な性格をしている。
生命の揺りかごとなる大地を育む大いなる自然を守るために、まるで料理に使うようなオタマの形をした特異な形状の武器をその手に持ち、大自然の掟に従い立ち上がる。
その昔、パンプキン一族には盟友と呼ばれる大きな仲間が居た。
盟友は農耕の手伝いをすることで作物を分け与えられ共存していた。
そして惑星直列の日、その日に姿を現したかつての盟友は、もう盟友ではなかった。
記憶を呼び戻そうとオタマで盟友の頭を叩くかーだったが、真っ逆さまに地面に落ちてしまう。
そして容赦なく吐き付けられるブリザードによって、逆さまのまま凍りついていくかーだった……。
「あ、タンマタンマ! ああっ??? タンマってばぁ!!!」
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主人公 昭午 ラトル (しょうご らとる)
- 現実世界でお気楽に毎日を暮らしていたバイク乗りな少年。
特に何をすることもなく、なーんにも考えずに毎日をテキトーに過ごしていた。
無類のネコ好きで、ペットのネコから野良猫、子猫から老猫まで分け隔てなく愛でようとする。
またどうしようもない女好きで、そのストライクゾーンはかなりの範囲であるとの噂。
ネコ好きが災いしてかは定かではないが、まったく泳ぐことができない “ド” が付くほどのカナヅチ。
田舎の川べりで散歩中だったラトルは、川で溺れている子ネコを助けようとするが、そのまま川に落ちてしまい流されてしまう。
薄れ行く意識の中で、溺れていたはずの子ネコが美しい少女に姿を変え、キャットアイという不思議な石をラトルに差し出した。
そのまま気を失ったラトルが目を覚ますと……。
「ちくしょう! 俺の半脱ぎのマリアが!」
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アイスチョコッピ
- 惑星直列の時、3つの指輪を結合し、世界を凍らせるという伝説の悪のドラゴン。
その日が迫るとき、第3の守り子とある者の係わり合いから、人間の世界を終わらせんとし、憎悪の地吹雪ブリザ−ドを吐き散らす恐怖のドラゴンと化す。
見るからにれっきとしたドラゴン。 体重数トン、体長十数メートル。
いにしえの時代に生息し、人間との関わりを良くも悪くも思っていた生き物。
賢く気高いその魂が、人々を地獄へと誘うその執念はどこに宿っているのか?
人間とドラゴンの狭間に介在する密接な係わり合い、そして相容れぬ事実とは……。
「脱衣? ふざけるな…オマエも好きよのう…ゲーセン時代が懐かしい…」
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