サークル「苺坊主」のコミックマーケット86新作の登場です!
本作は「東方カードモンスターズ」「東方クエスト」と同規模のミニRPGです。
戦闘ももちろん重要ながら、今作は「錬金」(アイテム合成)も重要な要素となっております。
■ストーリー
まだ、あどけなさの残る魔法使いの少女の頬を冷や汗が伝う。霧雨魔理沙は困っていた。
「このままじゃ、キノコだけの食生活が始まっちまう・・・ !?」
主な収入源である
霊夢の仕事の横取り妖怪退治の仕事が最近無く、
また、本業であるはずの霧雨魔法店に全く収入が無い彼女は、いよいよ明日の食事すら危ういことに気づいたのだ。
霧雨魔法店は腐っても魔法店。
パチュリーから奪った借りた魔導書を参考に、苦し紛れにマジックアイテムの調合を行うが、
マジックアイテの蒐集には好きでも、調合や作成にはあまり興味の無かった彼女であるだけに、
当然の如くそれは失敗し大爆発を起こすのであった・・・
心機一転、修復した新しい霧雨魔法店から再出発を始める魔理沙。
はてさて、新生霧雨魔法店は繁盛することができるか如何に――
■ゲームのサイクル
このゲームは、霧雨魔法店を大きくする事が目標となっています。
そのために
「ダンジョンで素材を拾う」→「集めた素材でアイテムを作る」→「アイテムを売ったり、納品したりする」→ 「手に入れたお金で店を大きくする」
という事を繰り返す事になります。
錬金とは素材から、色々なアイテムに変換する事です。
■錬金
物語の最初から行えるコマンドです。ここでは基本的な錬金を行う事ができます。
錬金できるのは、回復○や日用品、アクセサリーなど、様々な物を錬金出来ます。
■調合
物語を少し進めたらできるようになるコマンドです。
この施設では、「特性」を持つアイテムを2つ調合して、特殊な○を作れるようになります。
HP/MPを回復させたり、攻撃力が上昇したりと、組み合わせ次第で様々な能力が付加されます。
■スペルカード
この施設では、探索を手伝ってくれる仲間のスペルカードを作成出来ます。
レベルアップでは技は覚えない為、あるキャラクタ以外はこの施設で覚える事になります。
■武具/防具
この施設は、武器/防具を作成することができます。
武器には専用武器と汎用武器があり、その名の通り、専用武器はキャラクター専用で、汎用武器は誰でも装備することができます。
ゲーム中ではこれ以外の施設が出てきます。
なお、素材が必要数揃っていても、レシピを知らないとアイテムを作成することは出来ません。
■来客者たち
店内には、お客様か冷やかしかわかりませんが、色々なキャラが来ています。
そのような人たちを誘って、探索に連れて行く事ができます。
霊夢と阿求だけは常に常駐していますが、他のキャラは曜日によって誘えるかどうかが変わります。
■増築/依頼
店内の掲示板には増築のお話や、依頼が載っています。
・増築
店の規模を大きくしたり、店内の一角に施設を増設することができます。
・依頼
お客様からの依頼が載っており、達成することでお金、レシピ等が貰えます。
・増築/依頼では下記のような事が求められます。
アイテムを納品する、お金を上納する、モンスターを撃破する
■番付
お店を始めたばっかりの時は、いままで魔理沙くんがサボっていたせいもあって、最下位からのスタートです。
いつか首位に立てると良いですね。
■アイテムを預ける/アイテムを陳列する
倉庫では、アイテムを預けたり、陳列することができます。
手持ちのアイテムには個数制限があるため、定期的に倉庫に預けなければいけません。
なお、倉庫に入れられる数にも上限があるため、無限に預けられるというわけではありません。
アイテムの陳列では、商品を棚に並べる事が出来ます。
陳列した状態で探索に出発し、全滅せずに帰ってくると、陳列したアイテムが売れている事があります。
専用装備を陳列した場合のみ、該当のキャラクターがアイテムを買う事があります。
ただし、そのキャラの手持ちが少ない場合、買えませんので注意して下さい。
■樽
■仲間から3人選んで探索へ
戦闘には、仲間を3人まで参加させる事ができます。
この3人は、戦闘中以外ならいつでも変更させる事が出来ます。
ただし、来店していないと参加させられませんので注意しましょう。
■アイテム装備欄は5つ
各キャラクターにはアイテムを5つ装備する事が出来ます。
装備枠のうち、1枠は専用装備枠、4枠が汎用装備枠となっています。
専用装備枠は専用装備しか装備出来ず、キャラクタが陳列棚に並べられているアイテムを購入した時のみ、変更されます。
汎用装備枠は、プレイヤーが自由に変更でき、全ての枠に全ての汎用装備をつける事が可能です。
武器、防具、盾は1つしか装備できませんが、アクセサリーは好きな数だけ装備できます。
■フリー陣形システム
今作では、各キャラクタを好きな位置に配置できます。
バランスよく配置したり、全員後ろに下がったり、上下に別れさせたり・・・全てはプレイヤーの自由。
また、特定の配置にすることによって陣形名がつく事があります。
陣形によって能力が上がったり下がったりしますが、微々たるものなので、それほど気にしなくてもいいかもしれません。
■魔理沙はアイテム中心
今作の主人公たる魔理沙は、戦闘キャラとして参加することはできません。
しかし、縁の下の力持ちとして、1ターンに1回だけ、手持ちのアイテムを使って援護することが可能です。
強敵との戦いでは、魔理沙の援護が必要不可欠となってくるでしょう。
■ダンジョンは自動生成
素材を収穫するダンジョンは、毎回、形が変わります。
常に新鮮な気分で、新鮮な素材を採れるという訳ですね。
■行き先によって素材が違う
最初は「洞窟」と「魔法の森」の2箇所しか探索出来ませんが、店の規模が大きくなるにつれ、行動範囲も拡大してきます。
洞窟では鉱石など、魔法の森では植物やきのこなどが手に入りますが、更にエリアによっても入手アイテムが異なります。
■最下層はボス?素材?
ダンジョンの最下層には、ボスがいる事があります。
ボスは普通の敵よりは強いですが、倒すと経験値、お金、ドロップなど様々な恩恵が得られます。
ボスがいない場合、少し良い素材が落ちている・・・かも知れませんね。