桜も散った 4月の終わり。
近くに海を望む、静かな街の小さな学園から物語は始まる。
食事中でさえビデオカメラを回す、カメラバカな青年・梁瀬旭。
彼は “人を笑顔にする作品” を撮るため、世話好きの幼なじみ・芳永千穂と一緒に動画撮影同好会、通称 “動好会” を立ち上げようとしていた。
だが、旭の古巣である映研に所属する若き天才監督・白澤美悠紀が大反対。
学園説明会でコンペを行い、映研に勝利したら 動好会 を認めると条件が出される。
メンバー集めに奔走する旭だったが、人は集まらず期日も迫り、途方に暮れてしまう。
そんな時、愛用のビデオカメラから不思議な光があふれ、小柄な少女が姿を現した。
「ワタシはカメラの精霊です。 ご主人さまに加護を与えましょう――」
のんびり屋なカメラの精霊・ヒトミ。 不登校を続ける動画編集のプロ・御厨乃梨。
彼女たちとの新しい出会いによって、旭を取り巻く環境は大きく変わっていく。
ボクたちは、何のためにモノを創るのだろう。 ボクたちは、どうして人を好きになるのだろう。 ボクたちは、なぜ “あそこ” にいたのだろう……。
悩んで、怒って、笑って、泣いて。
ありふれた青春を送りながら、
少年と少女は己の心と向き合い、少しずつ前へ進んでいく――
キャンペーン期間中に 『LOVEREC.』 をご予約いただいた方に、もれなく
妄想RECモードアペンドディスク をプレゼント!
妄想RECモードとは、本編クリア後に解放されるおまけモード。
背景・立ち絵・BGM・テキストを自由に組み合わせて、オリジナルシーンを遊べます。
アペンドディスクには 『LOVEREC.』 描き下ろしアペンドシナリオと、
『Clover Day’s』 立ち絵・背景素材を収録 !?
|
ヒトミ CV:上原あおい
“動好会” のメンバーで、一学年下の後輩。
その正体は、旭が愛用しているビデオカメラに宿った精霊。
ひょんなことから姿を現し、旭の従妹として生活しながら撮影のお手伝いをすることに。
人懐っこくほわわんとした性格で、ハラペコさん。
趣味は食べ歩きと、身体をふきふき (メンテナンス) してもらうこと。
旭の幸せを願い、ヒロインたちとの恋愛を応援するが……。
「兄さま、一緒におやつ食べましょー」
|
|
|
|
芳永 千穂 (よしなが ちほ) CV:井ノ上花
旭の幼なじみ。 助監督として動画制作に関わる。
気さくでしっかり者だが、ダメ男の世話を焼くのが生き甲斐という残念女房な属性を持つ。
旭とは姉と弟のような関係で、いつも思わせぶりなことを言って からかっている。
動画配信サイトで生放送を行っているが、周りには秘密にしている。
カメラで撮られると興奮する困った性癖があり、恥ずかしいけど感じちゃう。
「ふふっ、照れちゃって。 ほんと可愛い♪」
|
|
|
|
白澤 美悠紀 (しろさわ みゆき) CV:歩サラ
映研の副部長。 クラスメイトで、数々の新人賞をもぎ取った天才美少女監督。
旭のカメラマンとしての腕を高く評価しており、自分のモノにしようとあれこれ画策する。
完璧主義者で根っからの S。 口が悪く態度も大きいため敵を作りやすい。
名家の出身であり、古風でピュアな恋愛感を持つ。
男に対して免疫がなく、些細なことで真っ赤になる。 「ちょろくないわ!」 とは本人の談。
「私があなたを使ってあげるわ。 感謝しなさい」
|
|
|
|
御厨 乃梨 (みくりや のり) CV:木ノ下やや
入学式以来、家に引きこもり続けている一学年下の後輩。
“OZ” というハンドルネームで活動している動画編集のプロ。
アニメやゲームが大好きで、『ヴァーチャルアイドル・アイ』 の話になると目を輝かせて語り出す。
人見知りの恥ずかしがり屋で、いつも涙目で真っ赤になっている。
引っ込み思案だが、胸は大きく出っ張っている。
自分が本当にしたいことを探して、旭たち “動好会” と関わっていく。
「うぅぅ……見ないでください。 恥ずかしいです」
|
|
|
|
主人公 梁瀬 旭 (やなせ あきら)
“動好会” 会長。 ウジウジ考えない行動派。
天賦の才能を持つビデオカメラマンで、常に愛用のカメラを持ち歩いている。
いつも撮影のことばかり考えているカメラバカで、恋愛は苦手。
(でも、エッチなことには興味津々なお年頃)
目標は “人の笑顔を撮って、人を笑顔にする” こと。
楽しい作品作りをモットーとし、自らの手で “動好会” を立ち上げた。
「おまえの笑顔を撮りたいんだ」
|
|
|
御厨 健一 (みくりや けんいち) CV:小池竹蔵
旭のクラスメイト。 乃梨の兄で、学生会副会長。
面倒見の良い常識人。 暴走気味な “動好会” を心配して、何かと世話を焼いてくれる。
黙っていればクールなイケメンだが、妹に対して過保護な面があり少し面倒くさい。
「ほどほどにしておけよ」
|
|
|
|
梁瀬 鶴子 (やなせ つるこ) CV:遠野そよぎ
旭の母親で専業主婦。 夫は海外を飛び回るドキュメントカメラマン。
おおざっぱで明るい性格。
ヒトミの正体を知ったうえで、家族として快く迎え入れてくれる。
「やるからには全力でやんなさい」
|
|
|
|
芳永 千草 (よしなが ちぐさ) CV:北見六花
千穂の母親で、テレビドラマで活躍する大女優。
旭の母である鶴子とは○○の頃からの幼なじみ。
自他に厳しく、凛とした佇まいが美しい。
仕事に生きており家を空けがち。
何かをずっと後悔しているようだが、黙して語らない。
「私はただ、心のままに演じたいのよ」
|
|
|