悲惨な展開を迎えてしまった前作
『乱れ雪月華 〜儚く散る細雪〜』 の続編。
今作では 二部構成 になっており、第一部では兄・鬼一の視点からの前作の流れを。
第二部ではそれから2ヵ月経った主人公・恵慈たちの物語が結末まで描かれていく。
敵対するくノ一も現れ、いよいよ○○色の○いストーリーが展開。
苦難の先に待ち受ける忍びたちの未来は果たして――
真の “草壁流忍道” を継ぐ者として試合をすることとなった、兄・草壁鬼一と 弟・草壁恵慈。
恵慈は天才忍者である兄に勝ちを譲るつもりであったが、突然人が変わったかのような鬼一に死闘を○いられる。
試合 から 死合い へと変化したその戦いの中で、鬼一は恵慈の子を身ごもった雪那の腹に、その赤子を殺す術をかける。
そのことで兄への憎しみを抱いた恵慈は 彼を刀で突こうとしたが、その前に鬼一のパートナーくノ一・満月が躍り出た。
満月は恵慈の刃を胸に受け 鬼一を守るも、崖っぷちで体制を崩した鬼一はそのまま谷底へと落下。
愛するパートナーを失った満月も、そのまま鬼一を追うように谷底へと消えていった。
2ヵ月後、孕んだ赤子を殺されたと思っていた雪那のお腹の中には、無事 赤ん坊が育っていた。
あの時 鬼一がかけた術は失敗していたのだ……。 しかし、天才忍者である鬼一が失敗するとは思えない。
あれだけ厳しくも優しかった鬼一が、あのような狂人のごとき所業をするはずがない。
これは何か真実が隠されているのではないか……
そう思った恵慈は、草壁流忍道当主として兄の真意を探し始める。
そんな時、恵慈の寝床に見たことのある女性が現れた……
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間宮 瑠璃華 (まみや るりか) CV:相模恋
- 身長:154cm くノ一ネーム:死の華(しのはな)
隠密の名家である “間宮流” のくノ一。
残忍で冷酷。 くノ一として完成された存在。
任務のためならば手段を選ばず、人を殺めることに何のためらいもない。
間宮流は草壁流と敵対しており、虎視眈々と一族の抹殺を狙っている。
得意技は “死の華” と呼ばれる術であり、詳細は不明。
くノ一として必須であるパートナーは現在不在のようである……。
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名夜竹 満月 (なよたけ みつき) CV:上田朱音
- 身長:163cm くノ一ネーム:赫映(かぐや) 愛用武器:妖刀・咲耶姫
武田家が重用した “歩き巫女” の系譜を持つくノ一で、名夜竹家の箱入りお嬢様。
美しく文武両道に優れた才女。 優しく凜として、抱擁力のある大和撫子。
恵慈・鬼一・雪那より 1つ年上の 3年生であるため、お姉さん感が○い。
鬼一を幼少の頃より愛しており、彼の進む未来のためならば自分の身はいとわない。
雪那を本当の妹のように愛し、恵慈に対しても大好きな弟、というような愛を注ぐ。
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笹乃目 雪那 (ささのめ ゆきな) CV:歩河みぃな
- 身長:156cm くノ一ネーム:細雪(ささめゆき) 愛用武器:妖刀・初雪
草壁流の流派の1つ、弓を扱う “梓巫女” の系譜に連なる笹乃目家に生まれた少女。
物心つく前に両親と離れ恵慈たちと共に暮らし、共に修行に励んできた。
少し勝ち気なところがあり、快活で人懐っこい性格。
家事全般が得意で、想い人のために家事をこなす甲斐甲斐しく一途な面を持つ。
趣味は恵慈の世話を焼くこと。 恵慈をやる気にさせるために日々奮闘している。
だが勝ち気な性格が災いして、恵慈に憎まれ口を叩いてケンカになってしまうことも。
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羽海野 おとめ (うみの おとめ) CV:花村青
惺鳳館学園の 2年生で、恵慈や雪那のクラスメイト。 雪那の数少ない親友でもある。
恵慈たちとは違い、一般的な家庭で産まれ育った明るくほがらかな女の子。
学力や運動神経は普通で、雪那が忍びであることは知らずに生活している。
雪那が修行で早めに帰宅するため、一緒に遊べないことが少しだけ不満。
とても良い子で、困っている人を見ると放っておけない性格。
それが災いしてトラブルに巻き込まれることもあり、過去に不良に絡まれているところを恵慈に助けてもらったことがある。
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草壁 鬼一 (くさかべ きいち) CV:加治木鮪
恵慈の双子の兄。 第34代目当主候補として草壁流忍道を修行している若き天才。
当主候補の自覚を持って日々修行に励んでおり、一族の期待を一身に背負っている。 勉学も優秀で、学園の特進制度をパスして 1年生で卒業資格を取得した。
生真面目で自分に厳しく礼節を重んじる性格だが、柔軟な思考が苦手。
幼なじみの満月を深く愛しており、パートナーは満月しかいないと思っている。
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草壁 恵慈 (くさかべ けいじ)
当主候補の一人として、兄・鬼一と共に草壁流忍道の修行を行っている青年。
しかし歴代でも希有な才能を持つ兄と比べ、実力もやる気も劣っている。
またゲームやマンガ等にハマっており、堕落人と陰口を叩かれることも。
しかし基本まじめな熱血漢であり、心優しい好青年。
最近は人権を無視するような草壁の掟に反発して、修行や勉○もサボりがち。
幼なじみの雪那に想いを寄せるが、掟のこともあって素直になれずにいる。
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