南洋の孤島に浮かぶ、外界から隔離された研究所・デザイア。
そこでの研究は一切がベールに包まれ、外部からは窺い知ることも出来ない状態だった。
まったく別々の視点からデザイアの謎に迫って行く、アルバート と マコト。
デザイアの真の姿とはいったい?
【アルバート編】
ソーシャルニューズタイム社の記者・アルバートは、貴重な取材許可を得てデザイアを訪れる。
しかし、そこで出会った 記憶喪失の少女・ティーナ との出会いが、アルの運命を変えていく。
殺人、爆破事件、そして少女を付け狙う謎の存在……。 事態は混迷の度合を増していく。
【マコト編】
デザイアの技術主任として勤務する マコト は、研究のあまりの危険さから総監督である ステラ教授 に中止を進言していた。
しかし、教授は一向にマコトの進言を受け入れようとしない。
苛立ちと説明のつかない不安に駆られるマコトであったが、そんな時思いもよらぬ報告を受ける。
工作員がデザイアに潜入し、研究の妨害を画策しているというのだ……。
|
アルバート・マクドガル CV:津久井教生
- 通称アル。 ソーシャルニューズタイム社に勤務する新聞記者。
取材のためにデザイアへやってくるが、謎の少女・ティーナを浜辺で見つけ事件に巻き込まれていく。
恋人であるマコトとのすれ違いにやきもきしながらも、持ち前の明るさと行動力を発揮する。
|
|
|
マコト・イズミ CV:氷上恭子
- デザイアの技術主任であり、ステラ教授の助手として研究を手伝っている才媛。
恋人・アルのデザイア訪問には否定的で、取材の中止を進言しようとしていたが……。
|
|
|
ティーナ CV:川上とも子
- アルが浜辺で出会った記憶喪失の少女。
唯一記憶にあるのは、ティーナ というファーストネームだけ。
しかし不安を感じさせない、無邪気でおしゃまな性格。
|
|
|
シルビア・ブラザー CV:夏樹リオ
- 整備士で、男勝りなところが多分にある女性。 航空学校パイロット課卒。
グラマラスな肉体はたくましいという形容に変わりがちだが、実は……。
自分のことを「オレ」と呼んでいる。
|
|
|
シェリル・シャトレート CV:西村ちなみ
- デザイアに勤務する研究員の一人。 数字・物理に関する博士号を持っている。
物腰は柔らかく、知的で控えめな印象。 アルに対しては好意的。
黒人の血が 1/4 だけ流れているので肌の色が若干浅黒い。
|
|
|
カズミ・M・グランチェスタ CV:玉川紗己子
- グランチェスタ財団から視察に訪れた女性。
心の内を決して人に話そうとせず、冷たくキツい印象を与えがち。
ミステリアスな雰囲気が漂う才媛。
|
|
|
レイコ・クサナギ CV:山口由里子
- ステラ教授の秘書。 身の回りの世話なども行っている。
派手好きのイケイケな趣だが、けっこう身持ちは固い(らしい)。
姉御肌な性格。 マコトの親友でもある。
|
|
|
クリスティ・シェパード CV:田中敦子
- デザイアの受付にいることが多く、研究所内では総務を担当している女性。
物腰は清楚で知的な印象を受けるが、その実体は……。
データプロセッシングA級。
|
|
|
エレナ・フランソワ CV:こおろぎさとみ
- メディカルセンターに勤務し、ドクター・ゲイツを補佐している女性。
あどけなさが残るかわいらしい容姿で、デザイア内では人気があるらしい。
ドクター・ゲイツの養女でもある。
|
|
|
カイル・K・カーツ CV:松本保典
- デザイアの研究職員で、無骨な男。 アルとは事あるごとに反目し合うことになる。
執拗なまでにマコトに対してアプローチをかけてくる。
格闘技に秀でており、空手・柔術・テコンドーなど、計12段の腕前を持つ。
|
|
|
ドクター・ゲイツ CV:青野武
- デザイアのメディカルセンターに勤務する医師。
冷静沈着でいかなる時も生の感情を表に出そうとはしない。
落ち着いた物腰と静かな眼差しは、彼に出会う者に厳正さと厳粛さを求める。
|
|
|
マルチナ・ステラドビッチ CV:池田昌子
- デザイアの総監督。 周囲からはステラ教授と呼ばれている。
知的で落ち着いているが、時折ナーヴァスな一面も見せる。
マスコミの人間を極度に嫌っているが、アルに対しては何故か好意的。
自らの研究に没頭する姿勢は、執念以上の何かを感じさせるのだが……。
|
|