度重なる戦乱に翻弄された、辺境の地。
ランベルグ伯爵と名乗る人物が、自らが生み出した死者の軍団でその地を制圧し、そこは伯爵の支配地となった。
民衆は、重税の免除のために、年に数人の少女を伯爵の元に届ける事になる。
それから長い年月が経った。
隣国が、再び伯爵領内に侵攻を始めようとするとき、暗殺者ノエルが雇われた。
伯爵の命を奪うこと、過去数度、暗殺者が送り込まれたが失敗したこと、ランベルグ伯爵自身が不死の魔人である事を聞かされる。
ノエルは、その真偽に興味を持ち依頼を引き受ける事にした。
同じように異国の剣士ミスズが雇われ、二人でランベルグの居城に潜入する事となった。
ウロボロス(ouroboros)――――自らの尾を噛む蛇、永遠、完全の意。
吸血鬼たちは、不死性を象徴して自らをそう名乗っている。
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