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高城秋五
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本作の主人公。
遊郭『雪白』に間借りして日々を過ごす成年。
元警察官という経歴を持ち、探偵業の真似事をして食い扶持を得ている。
かつての上司・有島警部より彼に人探しの依頼が持ち込まれた時、本作の物語は幕を開ける。
「大切なもの、オレは守り切れるだろうか」
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上月和菜
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舞台女優を目指し、東京で活動をしている少女。
五年前に失踪した姉を忘れられず、ある目撃情報をきっかけに、両親の反対を押し切って秋五に姉の捜索を依頼する。
楚々とした外見とは裏腹に活発で明るい性格を持ち、その行動が周囲に混乱を引き起こすこともある。
「それでも、わたしは諦めたりしませんっ!」
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初音
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秋五が間借りする遊郭『雪白』で下働きをしている少女。
ある事情で身寄りをなくし、幼いころから雪白で暮らしていた。
長い間おとなに混じって働いていたため、儚げな容姿にも関わらず性格はしっかりしている。
秋五によくなついていて、進んで朝夕の食事や身の回りの世話をしてくれている。
「初めから、ぜんぶ決まっていたことだから……」
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高城七七
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秋五の妹。
現在、上野にある私立華陽学園に通っている。
兄の心配をよそにエキセントリックな言動を繰り返す、博覧○記の天才少女。
上野の連続猟奇事件に並々ならぬ興味を持ち、秋五の静止を無視して独自の捜査を開始する。
「真実は無数にあるんだ。ボクとキミの見える世界が違うようにね」
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蒼木冬史
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上野界隈を拠点とする組織『死の腕』の幹部を努める女性。
秋五とは警察官時代からの古い付き合いで、互いに気を許した親友同士。
その運動能力は凄まじく、隻腕と言うハンデを感じさせない○さを誇っている。
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雨雀
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遊郭『雪白』の経営者。
元々吉原の遊女だったが、現在は引退して経営のみを行っている。
生来の姉御肌で面倒見がよく、その性格を頼られ上野界隈の娼館の元締めを任されていて、常に忙しい。
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凛
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遊郭『雪白』で働く女性。
娼婦の身の上のを感じさせない明るく屈託のない性格で、秋五とは特に仲がよい。
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綾崎楼子
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私立華陽学園に通う少女。七七の同級生。
曾祖母が白人だったため、髪の毛がブロンドがかっている。
秋五の警察時代のある事件で知り合い、一目惚れ、その想いを今も健気に持ち続けている。
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祠草時子
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上野の貧民街を彷徨する謎の女性。
連続殺人の容疑者として、一度は拘留されるのだが……。
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乙羽
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遊郭『雪白』で働く女性。凛とは同年代で仲が良い。
仕事に厳しい面もあり、初音など下の者に辛くあたることもある。
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深水薫
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七七が通っている学園の教師。
カトリック系の学園のため、シスターの衣装を身に着けている。
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有島一磨
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警視庁の刑事(階級は警部)。秋五の元上司。
秋五の能力を高く買っており、退職後もたびたび仕事の世話をしてくれている。
今回の事件は、彼が秋五に依頼を持ってきたことから、すべての幕が開く。
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赤尾生馬
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和菜の所属する劇団の美術監督。
自宅に工房を持つ新進気鋭の芸術家でもある。
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八木沼了一
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上野署の刑事。利己的で冷酷な性格をしている。
有島の部下で、主人公と入れ替わるように刑事課に配属された。
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