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コテエリルの料師 マルク
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ミケルティ王国で生まれ育ち、伝統的な革細工を特産としている街コテエリルを拠点に素材調達を専門とする「料師」に就く。
元は工芸品や調度品を作る職人を目指していたが、とある理由により手先がどうにも不器用で職人に向かないという経緯があり、
それらの材料集めを生業とする職に就く事となった。
採取より狩猟を得意としており、自然の中を駆ける事が多いため体力があり魔物との戦闘も率先して行う勇敢さを持つ。
幼少の頃より身寄りのない自分を温かく迎え入れ、生きていけるよう職を紹介してくれた街の皆には感謝しており、
受けた恩は絶対に返す事を揺るぎない信条としている。
また、料師稼業の相棒であるルイリには全幅の信頼を置き家族同然の関係性を築く。
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リヤマの織物職人見習い ソフィア
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織物を得意とする職人が集まる辺境の街リヤマで生まれ育ち、
幼少の頃より織物に触れていた経験により手先が器用で職人同様の優れた技術を持つ。
いつも穏やかな母の教えを受け、自身も心優しく他者に接することを心掛けている。
しかし人の良さが顔に出てしまい、商売やつよく押す事も必要な交渉事は得意としていない。
幼い頃から母ひとりに育てられているが父親はおらず、誰かも分からない。
深く考えず疑問に思っていなかったが、頑なに話題に出さない母の様子は気にしている。
なぜか動物に好かれる性質を持ち、その様子を見た街の住人からの勧めで癒しの女神イーリュンを信仰するようになり回復の魔術を会得した。
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他国から移り住んだ料師の相棒 ルイリ(瑞李)
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他国からミケルティ王国へ移り住んできた気さくな青年。
王国へ移り住んですぐにマルクと出会い意気投合し、革細工職人の街コテエリルにて共に素材調達の専門職『料師』に従事する。
容姿が良く人を惹き付ける雰囲気を纏っているが、自身の内面に深くまで踏み込ませない慎重な部分も持つ。
調子も言動も明るいが、勤勉な面もあり素材に関する知識はマルクよりも豊富である。
民衆に過剰な負担をしいるミケルティ王国の政策に良い印象を持っておらず、特に王族関係者を良い感情を抱いていない。
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各地を旅する吟遊詩人 ロラン
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ミケルティ王国内を旅しているという自称吟遊詩人だが、
目立つことは好まずひっそりと活動している事から、その唄を聴いた事がある者はそう居ないらしい。
唄よりも、旅の芸として身に付けたという魔術の方が面白いと小さい子たちに人気である。
王国内を旅して回り様々な叙情詩や愛の唄を囁きながら、人々が話す噂話を積極的に耳にする。
自分から話すよりも話を聞く方が得意なためか、物腰も柔らかく会話がしやすい。
上手く愚痴を吐き出させてくれると年齢を問わず女性からの好感度が高い。
どんな形であれど中立の立場を好み、情勢を傾かせるような肩入れ行動を好まない。
そんな責任から逃げ、保身に走っているかのような自分の性質を変えたいと願う。
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王立魔法学校修了生 シャルロット
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ミケルティ王国の首都サンタリア出身であり、幼少の頃から王立魔法学校に憧れ両親の反対を押し切って入学した経緯を持つ。
入学当時は才能が乏しいと周囲から見られていたが、圧倒的な努力の結果、
屈指の優秀な成績を収めて修了した。魔法学校の制服を気に入っており、修了後も自分なりに改造して着こなしている。
爵位を持つ家に生まれ、両親の勧め通りに人生を辿れば相当の地位が手に入る、
という事に疑問が生じ、自分の力だけで実力を高めることに苦心するようになる。
人の価値に生まれは関係ないという信条を持ち、身分に関わらず平等な関係性築くことを心がける。
ただし逆に地位の高さを鼻にかけ傲慢になる者には、立ち向かっていく。
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つよさを求める魔剣士 アルヴィナ
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ミケルティ王国随一の港町アムレシィを拠点に活動している魔剣士。
常に腕を磨く為の手段を探し、つよさを追い続ける求道者としての性質が濃い。
剣術の腕を磨き必死に研鑽を積むも、一定以上の実力者にはなれず、
剣の腕だけでは魔物に対応できないとネリィール王国へ渡り魔術を扱う術を身に付ける。
ヴァスタール神の魔術を織り交ぜて振るう魔剣術は圧倒的なつよさを誇ったが、
あくまでつよさを得る為の手段という側面があり、心から信仰を捧げたわけではない。
かつて魔物との戦闘で不意を突かれ危機に陥っていたところ、凄腕の魔剣士に助けられた事があり、
その颯爽とした戦いぶりに憧れ少しでも近付こうと励む。
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マーズテリアの神官戦士 エルネス
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ベルリア王国から派遣されてきたマーズテリア神殿所属の神官戦士。
ミケルティ王国内の街ラキメルにはマーズテリア神の信者が多いこともあり、
保護という名目も兼ねて部下と共に滞在しているが、本人は異国での修行の一環と考えており、
また光勢力に所属する者として闇勢力下にあるネリィール王国や、戦闘能力に長けているユソル部族国の動向に目を光らせる。
真面目で頑張り屋だが、慣れない環境での任務に少し緊張しており、傍から見ても気を張っているのが伝わってしまうほど。
元来小心者で天然系と言って差し支えないが、本人的には上手くそれらの性質を律する事が出来ていると自負している。
自身がラキメルへ派遣されたのは過去の失態が絡んでいると訝しみ、『汚名を挽回』(本人談)しようと気合を込めて任務を遂行していく。
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ユイドラの凄腕職人 ルーデンステルグ
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様々な最先端技術が集まる街ユイドラに工房を構える腕利きの職人。
細工師や工匠としての優れた実力もさることながら、気風が良く交渉事も巧みで、困り事があれば周囲から頼られる人望の厚さも持つ。
首都サンタリアの出身だが、行動に縛る規則が多く、
目指していた技術の会得が叶わないと判断し各地を転々とする中でユイドラに辿り着き、本業を鍛治職人として活動し精を出す。
本人としては出身地の窮屈さから解放され自由気ままに過ごしているが、実質的に街の代表者のような顔役として見られている。
ちなみに妻帯者であり、周囲が赤面し呆れるほど愛情深い。
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好奇心旺盛なエルフ セレストラヴィ
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『尖晶樹の森(レイシアメイル)』と呼ばれる地域に住むエルフ族の狩人、
好奇心や知識欲が高く近隣の人里であるミケルティ王国の街カレンリへとたびたび顔を出す。
刺突剣や弓術を収めており単独での潜入や諜報活動を得意とし、特に森林地帯では彼女の姿を発見するのが困難となる。
腕の立つ部分や人間族への偏見もない事から、エルフ領域から人里へ人材派遣される代表としての地位があり、
土地の監査や精霊の状態を確認する等といった仕事を粛々とこなしていく。
人里での活動で知りえた一番の驚きは料理の豊富さと味付けの巧みさ。未知の食物を見かけたらつい購入してしまう。
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部族国の女戦士 ヴェラ
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ユソル部族国とミケルティ王国の街アムレントを行き来しながら、交易の請負人として傭兵稼業のような活動を行う凄腕の戦士。
戦闘女族出身でありつよさは価値観の中でも大きく締めており、自身の格に見合う男が居るのかどうか興味を示す。
出身部族の常識が根底にあるが、ミケルティ王国で異文化に触れたことにより様々な行動を取る上でこの判断が本当に正しいのかと迷うようになってしまう。
戦闘能力が高いが故に自尊心が非常につよく、融通が効かない場面も多い。
しかし自身が認めたつよさを持つ者に対しては敬意を払い、その意見を尊重する器の大きさを示す。
ただし認めていない者に対しては苛烈なまでに冷ややかな態度を取る。
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ミケルティ王国国王 トキーグ・ジルテリィ
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ミケルティ王国の王位を頂くと同時にその真価を発揮し始めた偉大なる王。
公平で清廉、正義感をもとに臣下を信頼し、王国内における各地域の特色を生かし優れた技術や職人の集まる地域へ発展させる見事な手腕を見せた。
政略結婚が基本となる地位にありながら妻子に惜しみない愛情を注ぎ、温かな在り方を国内外へと示していたが、
最愛の王妃を亡くして以降、人が変わったかのように苛烈な政策を立てるようになってしまう。
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第一位王位継承者 セドリック・ジルテリィ
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ミケルティ王国の王位継承権第一位を持つ王太子。
公正明大な政を心掛け、才知溢れる判断を取り有力貴族からの支持も多く、
既に次期国王として見られそれに相応しい立ち居振る舞いを身に付けている。
幼い頃の教育係であった騎士団団長を含め騎士団とも良い交流を持っており、
自身のまた流麗で力つよい剣術を収めており文武両道を地でいく才人。
しかし優秀であるが故に周囲への説明もないまま直感によって動いてしまう事も多い。
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自由気ままな第一王女 ヴィオレット・ジルテリィ
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ミケルティ王国の第一王女。
触れた事のない経験、知識を得ることに関心を持ち、王城生活では学び得ない見識を広げようと、
よくお忍びで居城を抜け出し市井に紛れ込むイタズラ心溢れる女性。
たびたび抜け出しては使用人に冷や汗をかかれているが、専属の護衛が共に行動しているため未だ問題にはなっていない。
様々な人と交流を持つためか身分の差異による態度や話し方を気にしておらず、
自身もまた王女として振る舞う事をたまに忘れてしまう。
政への関心は薄いが次期国王である兄を信頼しており、その判断に従うようにしている。
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聡明なる第二王女 セテア・ジルテリィ
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ミケルティ王国の第二王女。
大人しく目立たないように振る舞う性格だったが、譲れない場面でははっきりと意見を出す芯のつよさを持つ。
いつも母に付き従い仲良く過ごしていたが、王妃の病没後、塞ぎこんでいた時期を境に内に秘めていた激情さが現れていった。
国王が敷く政策に不満があるのか、たびたび対立し口論を交わし、時として国王とは別の判断を下すこともある。
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