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女装が思っていたよりも似合ってしまった主人公 機堂伊織(きどういおり)
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本作の主人公。
当初は女装が似合わない自分にはこの学園は合わないと思っていたが、御影に対抗するために女装したことによって才能が開花。
一部の学生からは『黒椿の女神』と二つ名を付けられるほどまで羨望の対象になってしまう。
女装によってお姉ちゃん愛が発揮され、御影の我儘も余裕で受け流すようになれたが……
その才能を発揮するあまり、本人の思惑を超えた恋愛劇が発展してしまうことにまだ気づいていない。
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見た目清楚な腹黒お嬢様 綾野原御影(あやのはらみかげ)
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清楚な見た目に反して腹黒い性格。
お嬢様の集まる綾野原学園でも屈指の名門であり、経営母体である綾野原家の出身。
一年生にして学生会長に就任、そして実家から帝王学の一環で理事長代理も任せられる。
女装することで生まれる美しさ、可愛さが自分の中での絶対基準。
自分の容姿に自信をもっており、常に人にどう見られているかを計算し、愛されようとする魔性を兼ね備えている。
ついた二つ名は『白百合の妖精』。
明日香が女帝と称されているのに、自分は姫じゃないことが不満。
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王子様なお助けキャラ 村前礼央奈(むらさきれおな)
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王子様のようなハーフの男の娘。
女装していないので伊織と同じく異端的な存在だが、
その容姿とカリスマ、貴族出身の身分であることなどから王子様的な立ち位置を許されている特別な存在。
学内では絶大な人気を誇る。
伊織のことを心配してあれこれ手助けしてくれる良き友人。
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縦ロールのゴージャスなお嬢様 千住院明日香(せんじゅいんあすか)
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名門出身のプライドゆえに御影とたびたび衝突する。
友愛会という私的な団体を組織してその長におさまり、御影率いる学生会と政治的に対抗している。
人呼んで『薔薇園の女帝』。
女装は家のしきたりだが、喜んでそれを受け入れている。
自分の美しさや行動には絶対の自信があり、周囲にもそれを隠さない。
妹の真尋には苦言を呈することも多いが、基本的には溺愛している。
実家があまりにも裕福すぎて、昼食に料理人を呼びこんだり、自分専用の寮を建築したり、金の使い道に躊躇がなく、
むしろ金を使う事が持てる者の義務であるかのように行動する。
その貴族的な振る舞いに羨望する学生は多いが、敵も多い。
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不良なギャルお嬢様 千住院真尋(せんじゅいんまひろ)
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明日香の妹、弟ではなく妹。
堅苦しい家のしきたりに反発している。
女装も本当は嫌だったが不良の恰好をしているのはせめてもの反抗。
女装が思ったよりも似合ったため可愛いギャルになってしまっていることに本人は納得していない。
同じ異分子である伊織とは仲が良く、自分の主張を通そうと伊織が女装を辞めようとした時は応援し、そんな伊織を先輩として慕う。
やさぐれているが、姉である明日香には頭が上がらない。
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幼い先生 桐山志津香(きりやましづか)
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伊織と礼央奈の担任教師。
教師とは思えぬ容姿とかわいらしさで学生たちから人気が高く、ちゃんづけされて周囲から愛されている。
むくれるとへそを曲げて駄々をこねるが、その様子さえ可愛いらしいと評判。
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