Innocent Grey 5ヵ年の集大成となる記念タイトル!
シックでムーディーなミステリー作品を排出するInnocent Grey最新作は、その総力を挙げて作り上げる本格推理モノのクローズドサークルADV。
繊細で美麗なビジュアル、複雑な人間関係を描くドラマティックな展開、そして物語を盛り上げる美しい音楽が、大人向けの洗練された作品を描き出します。
もちろん前作
『殻ノ少女』で好評だったディテクディブシステムを継承し、シナリオを進めるADVパートと、捜査を行うリアルタイムのコマンド選択パートを実装。総当りの安易な選択ではなく、効率の良い行動やプレーヤー自身の真剣な推理が求められるハイセンスな設定になっています。
自らが思考して事件を解決するカタルシス・遊び甲斐は、前作を凌駕する圧倒的なものになっていること間違いなし!
◆ADVパート◆
従来のテキストと選択肢でシナリオを進めていくメインパート。ゲームの大半はこのパートです。
また、今作のゲーム画面はワイドサイズで制作されています。
◆コマンドパート◆
館内で事件を阻止・解決する為の自由行動パート。
このパートでは3つの行動で構成され、プレイヤーが自ら考えて行き先や行動を決定します。
更にこのパートには時間制限が設定されており、行動するたびに時間が経過します。
全ての場所で全ての行動を行う、いわゆる “コマンド総当たり” は不可能です。効率的にゲームを進める必要があります。
例えば、なにか重要な行動の最中でも途中でタイムゲージがなくなってしまえば、その時点で自由行動終了となってしまいます。
●移動
七憑館のマップが表示され、自分の行きたい部屋に移動します。
マップ内には自分の現在地を示すアイコンが表示されますが、他の人物たちがどこに居るかはその場に行ってみないと分かりません。
●捜査パート
主人公が現在いる場所を詳しく調べます。
事件現場を調べるのは勿論、使えそうな道具などを探したりします。
ただし、どこでも好きな時に調べられるとは限りません。
●キーワード会話
自由時間等で館の住人に会った際、その人物に対して様々な質問をすることが出来ます。
ただし、質問する際にも時間は経過する為、効率的に必要な情報を聞きだしていく必要があります。
また、質問する為には事前に質問事項やアイテムを集めておく必要があります。
その他、情報を整理するための “手帳システム” や、ゲームの進行状況をフローチャートで確認する “進行表” なども駆使して物語に挑むことになります。
東北地方の山村・七月村。
この地に語り継がれている奇妙な伝承を調べるために東京の大学からふたりの学生がやってきた。
吹雪に見舞われて遭難しかけたふたりは、この地域を統べる七月家の次女・紅緒に助けられ、『七憑館』と呼ばれる黒塗りの洋館へと招かれる。
折りしも七月家では奇妙な結婚式が執り行われていた。
新婦が棺の中に入って一晩無事に過ごし、朝を何事もなく迎えられれば晴れて婚姻は成立するのだが――
――何者かの殺意が、結婚式を破壊した。
○○者を含め、関係者は十名。
それにふたりの闖入者が加わって――
退路のない陸の孤島で、惨劇の夜が明ける。
|
主人公
- 職業:東京の大学生(想子の後輩)
趣味:読書、散歩
あまり目立たない物静かな主人公。
特別頭が切れるわけではないが、なかなか鋭い洞察眼の持ち主ではある。
社交性の低い想子さんのフォロー・アシストをする立場でもある。
幼い外見と大人しい性格が母性本能をくすぐるらしく年上にモテる。
「それは……あなたのことを守りたいからです」
|
|
|
|
切原 想子 (きりはら そうこ) CV:葉村夏緒
- 職業:大学生(主人公の先輩)
身長:156cm スリーサイズ:85/ 58/ 88
趣味:ギター、音楽鑑賞 好物:ホットケーキとコーラ(常に10本は持ち歩く)
知的でクールなかっこいい女性で、頭の回転も非常に速く、状況に応じて臨機応変に立ち回ることができる。
だが大雑把でところどころ抜けているあたりにギャップと愛嬌がある。
また、運が悪いことで有名。とにかく些細なところで非常に運が悪い。
しかし面倒見がよく、主人公とっては良い先輩。
七憑館へは瓶のコーラを1ダース持参。もちろん運んだのは主人公である。
「面白い推理ね。でも部外者の私たちから見たら、身内のゴタゴタに原因がありそうだけど」
|
|
|
|
七月 紅緒 (ななつき べにを) CV:あじ秋刀魚
- 職業:七月家 次女
身長:155cm スリーサイズ:83/ 57/ 84
趣味:オカルト、ピアノ 好物:ココア、サンドウィッチ
一見お嬢様風。いや、基本的にはお嬢様。
気品や立ち居振る舞いは自然と身に付けている。しかし、それは所謂 “表向き”の姿であって本来の姿ではない。
どうやら何か隠している様子。素の彼女を知っているのは館の住人だけ……
また趣味と関連してラヴクラフトと云うオッドアイの珍しい黒猫を飼っている。
「呪いと云うよりも、七不思議といった方がよろしいかもしれませんわね」
|
|
|
|
七月 詩音 (ななつき しおん) CV:優稀澪
- 職業:七月家 末娘
身長:145cm スリーサイズ:76/ 55/ 78
趣味:歌うこと 好物:苺
内向的で寡黙な少女。
幼い頃から幽閉されて育ったせいで外の世界を知らない。館の外へ出ることも禁止されている。
好きなことは歌うことで、彼女にとって一番大切なかけがえのないもの。
歌を褒められるとほのかに照れるという無邪気で可愛らしい一面も併せ持つ。
「……この歌を唄うと、とても落ち着けるんです」
|
|
|
|
七月 藍 (ななつき あい) CV:秋城柚月
- 職業:七月家 長女
身長:168cm スリーサイズ:89/ 58/ 85
趣味:読書 好物:紅茶
マイペースでおっとりした性格。
とにかく本を読むのが大好き。特に純文学で、本を読んでいると周りが目に入らないくらいの活字中毒。
また非常に怖がりで夜も明かりを点けたままでないと眠れない。
実は思い込みが激しい性格で、取り乱すとヒステリックになることもある。
「……文献に残されている伝承では、その昔七月家の先祖がここへ入植したとされていますが……」
|
|
|
|
七月 摩夜 (ななつき まや) CV:柚木かなめ
- 職業:七月家 当主
身長:170cm スリーサイズ:90/ 61/ 88
趣味:ガーデニング 好物:ワイン
七月家の現当主。
温厚で優しい性格の為とても親しみやすい。また何よりも自分の娘たちを愛している。
身体は弱く、自室に引き篭もりがち。
「そうだわ、是非お二方にも結婚式に出席していただきましょう」
|
|
|
|
燈山 あかね (ひやま あかね) CV:高井戸雫
- 職業:レディースメイド
身長:153cm スリーサイズ:89/ 57/ 88
趣味:裁縫 好物:カレーライス(一日3食 いける)
館のムードメーカー。
まじめで明るくて気配りのできるメイドさん。
見た目はしっかりしていそうなのだが、どこか抜けていて詰めが甘い。
でも一生懸命なので憎めない。
「失礼します。おふたりのお部屋の準備が出来ましたのでご案内を……どうかしましたか?」
|
|
|
|
水守 なるみ (みなかみ なるみ) CV:かわしまりの
- 職業:ハウスメイド
身長:183cm スリーサイズ:82/ 59/ 86
趣味:パズル 好物:辛いもの全般、激辛料理
不真面目なメイド。
見た目や振る舞いは軽そうに見え、事実年下のあかねにいつも叱られている。
基本的に大雑把。しかし、マイナス要素を補って余りある料理センスを持っており、館の食事は彼女が全て引き受けている。
その腕に対しては住人たちからの評価も高い。全て目分量なのに……
「だってさあ、朝から十人以上のご飯作らないといけないのよ? 面倒臭くてやってらんないわよ」
|
|
|
|
辻村 星次 (つじむら せいじ) CV:馬並硬太
- 職業:執事 兼 管理人
趣味:音楽、絵画 好物:蕎麦(十割そば)
亡くなった館の主人・七月恒星の弟に当たる。
元々気の弱い男で基本的に受身。
管理人というよりは執事に近い。
物腰が柔らかく館の皆から慕われている。
「あなたはお客様なのですから、お部屋でゆっくりお休み下さい」
|
|
|
|
高嶺 仁 (たかみね じん) CV:野☆球
- 職業:七月家顧問弁護士
趣味:不明 好物:特になし
七月家の顧問弁護士を務めている家系。
病で死んだ元当主・七月恒星の代わりに結婚式の仲介人としてやってきた。
基本的に無口で冷静。その口調や表情からは全くといってよいほど思考を読み取ることができない。鉄仮面。
顔に大きな火傷の痕がある。
「――で、話とはなんだ?」
|
|
|
|
六曜 勇 (ろくよう いさむ) CV:蘭丸
- 職業:貿易会社 社長
趣味:読書、旅 好物:焼き魚
美形の好青年。
七月家と親戚関係にある六曜家の一人息子。
七月家の三人娘の誰かと結婚することが幼い頃から義務付けられていた。
詩音との結婚式を間近に控えて七憑館に滞在していた。
そして結婚式の翌朝に無残な姿で発見される。
「僕の事かい? あまり自分の事を話すのは苦手なんだよ」
|
|
|
|
御巫 博士 (みかなぎ ひろし) CV:瀬路啓維
- 職業:医者
趣味:特になし 好物:野菜全般
二枚目の好青年。
その甘いルックスとは裏腹に友情や信頼を何よりも大切にするという一面を持つ。
しかし口調や性格の軽さからいつも女性を口説いているように誤解されることが多い。
七月家の主治医を勤めている家系の長男。体調を崩している高齢の父親の代わりに七月家の主治医を勤めている。
六曜勇とは腐れ縁の仲。
「僕はいつだって本気の恋をしているつもりなんだけどなあ」
|
|
|