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【嘘がつけない主人公】 牧園 雷光 (まきぞの らいこう)
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今作の主人公。嘘をつけない代わりに他人の嘘を見破るという特技を持つ。
嘘をつけない=世辞も言えないので、周囲の人の評価は二分されてしまう。
平々凡々……とは言い切れないが、それでも普通に生きてきた中流家庭の男の子。
幼い頃に一度引っ越しをして、乙部あいらとは引っ越し以前、かなえや秀水などとは引っ越し以降に仲良くなった。
ただ、乙部あいらとの記憶は 『昔の約束』 を除いてそのほとんどを忘れてしまっている。
少しぶっきらぼうなところもあるが、根は善人なためにツンデレっぽくなることが多い(恥ずかしがり屋とも言える)。
一度ツッコミだすと物怖じしなくなり、ヒートアップすると手が付けられなくなることも。しかし事態が自分の想像以上の展開になると現実逃避する悪癖もある。
現在は両親が揃って出張中なため、実質的な一人暮らし状態。
「……つっても、仕方ねーだろ。嘘が言えないんだからよ」
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【幼なじみは世界的な名家の一人娘】 乙部 あいら (おとべ あいら) CV:奥山歩
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雷光と交わした 『昔の約束』 を守るためにやってきた、幼い頃に仲良くしていた女の子。
乙部家は世界的に有名な鷹栖家の分家の一つであり、鷹栖親族五位の実力者でもある。
お嬢様のせいか、やることなすこと○引なことが多い。突然の転校などもその一つ。
家では英才教育を受けているので茶道や演説などは出来るが、一般生活に必要な能力(家事等)は総じてうまく出来ない。
“良家のお嬢様”ということでプライドが高く負けず嫌いで、そのせいでトラブルを頻繁に起こすが、基本的に本人に悪意は無い。
「な、何よ……確かに現金は持ってなかったけど、まさかカードが使えないなんて思わないんだもん!」
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【同級生は地元極道の一人娘】 霧島 かなえ (きりしま かなえ) CV:みる
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雷光の幼なじみ。家柄は立派だがお嬢様オーラを前面には出さないおしとやかなタイプ。
いきなりあいらが現れ、しかも同棲などという事態になるが、覚悟を決めてそれでも雷光に尽くす健気な女の子。
雷光に振り向いてもらおうとお弁当を作ったり、お部屋の掃除をしたりと涙ぐましい努力を始めるが、あいらがそれに張り合ってきたりと、なにかと巻き込まれ型の不幸体質。
生家の霧島家は地元の大きなヤクザ屋さんで、立派な “お嬢”。その為か覚悟を決めるのが早かったりする。
両親はすでに死去して、やむなく自身が “7代目代理” として就任している。
とはいえ、活動は穏和でありここ十数年は抗争なども起きていない。地域密着型の古き良き極道一家。
「あの、晩ご飯。今日は家の方でおかずを作りすぎたから差し入れに来たんだけど……雷光君、どうしたの?」
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【生徒会長は地元名家の長女】 財部 綾華 (たからべ あやか) CV:Ageha
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学園の生徒会会長。雷光・かなえの先輩で、たびたび暇そうにしている雷光たちを顎で使う。
基本的にノリの良い人物で、独特の雰囲気を持っている。
あいらに対しても物怖じせず、その負けず嫌いな性格を読んで更に事態を悪化させるように動いたりする厄介な人。
本心を読めないことが多く、雷光にツッコミよりも溜息を吐かせることが得意。でも妹分であるかなえにはちょっと甘い。
生家である財部家は近辺では有名な名家ではあるが、最近は傾きつつあり、それに巻き込まれるのも財部として生まれた運命と、ある程度は割り切っている。
「ふふ、何のことかな? ライ君、嘘が言えないから、言えない事があると良く誤魔化すよねぇ?」
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【あいらの専属メイドは万能ねぇや】 栗野 しずく (くりの しずく) CV:飯田空
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あいらの専属メイドとして、あいらと共に同棲することになるメイドさん。
いつも笑顔で人付き合いの良いお姉さんタイプ。
日常生活ダメダメなお嬢様のサポートをするために、あらゆる雑務・家事をマスターしている。
だが、あいらLOVEが高じすぎたせいか、あいらが絡むと理性が吹っ飛ぶことが多い。 あいらのあられもない寝姿を見たりすると 「あいら様……かわい♪」 と言いながら鼻血を出したりする変態であり、その想いが暴走することもかなりある。
「ご安心下さいませ。お嬢様に狼藉を働こうとした場合はわたくしが死力を賭して雷光様の息の根を止めますから」
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【霧島組の女若頭は任侠かぶれ】 桜島 久耀 (さくらじま くよう) CV:芹園みや
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霧島組で若頭を務める若き女傑。スーツで身を固め、銃で武装し、今日もかなえのために奮起する。
元は捨て子であり、霧島組六代目・霧島源蔵に拾われて育てられる。
幼少期をかなえと過ごしたためか、彼女にとってかなえは絶対に守るべき対象であり、最も大事な友達でもある。
幼い頃はかなえと区別無く霧島家の娘として育てられていたが、自分が養子である事や捨て子の自分を育ててもらった恩義等から、恩返ししたいと思い極道としての道を歩み始める。
なお、その際に極道の参考として多数の任侠映画を見たせいで、広島弁っぽい妙な訛で話すようになった。
片目が全色盲で、そのため眼帯をしている。
「他人行儀じゃな。あと、姐(あね)さんはやめろて。昔みたいに久耀姉ちゃんでええよ」
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【地元名家の長男はシスコン疑惑有り】 財部 東五 (たからべ とうご) CV:春山壱樹
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財部綾華の兄にして、雷光たちのクラスの担任。生徒会顧問も兼任している。
綾華とは別の意味で高みの見物タイプであり、時折口を挟む程度で基本的にやる気なしのダメ人間。
年長者としてある程度の節度は持っているが、基本的に何もしないので雷光にとっては頼れないダメアニキ的な立ち位置になる。時代の流れに逆らって意地でも禁煙しないと公言している。
普段はボーっとしているが、綾華が絡むとちょっと目の色が変わる。その場合、大体は 「兄さん、軽くウザイ」 という綾華の一言でバッサリ切られる。
「携帯の電源切ったからじゃねーか! 雷光も電話にでねーし……どういう事かきっちり説明してもらうからな、ああ!?」
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【親友は偉大なる大馬鹿野郎(褒め言葉)】 枕崎 秀水 (まくらざき しゅうすい) CV:らいあん
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雷光の親友。軽くて調子が良くて抜けているのだが、どこか憎めないひょうきんな奴。
お馬鹿な人間だが、お馬鹿な人間特有の一直線さはダントツで、また根は真面目なので交わした約束はどんな無茶なものであろうと達成しようとする誠実な人間でもある。
どんな事でも真面目に取り組むその姿勢は、時にお馬鹿の域を超えて感動すら呼び起こす。
「傷つくなー。雷光、人を傷つけるようなことをさらっと言うなよ。そんなヒドイ事言われたら泣いちゃうぞ?」
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