わたしを美味しくするのは、あなたがくれた恋の調味料だけ♪
私立三良坂学園調理研究会は、解散の危機に追い込まれていた。
解散を免れるため学園長に提示された条件は、すっかり寂れてしまった学生食堂を学園祭までに今再び盛り上げること。
調理研究会のメンバーは、
幼なじみにあるまじき料理下手・鞍月柚南(くらつき ゆな)。
高級ホテルシェフの一人娘・新宮寺林檎(しんぐうじ りんご)。
甘いモノが大好きすぎる後輩・白糸真彩(しらいと まあや)。
調理研究会会長の家庭的な先輩・深海鈴乃(ふかみ すずの)。
いずれも勝るとも劣らぬ4人の美少女は、学食再興のため、今日も放課後に人の心を惹きつけるためのレシピ開発に精を出す。
そんな女の子の園にひょんなことから放りこまれた主人公・石動夜彦(いするぎ よるひこ) は、大食い自慢な男子学生。
料理なんてほとんどしたことはないけれど、大食いっぷりを見込まれた彼は調理研究会に籍を置くことになる。
可愛い女の子たちの作る料理に舌鼓を打ちつつも、次第に絆を深めてゆく、そんなおいしい放課後の毎日。
そんな贅沢な日々を失わないため、夜彦は学食を盛り上げ、学園祭で調理研究会が出店する学食 『toi♪toi♪toi♪』 を成功させ、解散の危機を乗りきれるのであろうか。
「美味しい私たちを召し上がれ♪」
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通称:
女体盛りパッチ。 男だろうとお構いなく脱がして飾り立てちゃいます!
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鞍月 柚南 (くらつき ゆな) CV:篠原ゆみ
- 夜彦の幼なじみ。
幼い頃から夜彦に想いを寄せているが、ずっと告白できないまま現在に至っている。
味覚は普通なのだが、のんびりな性格とおっちょこちょいが手伝ってか料理スキルは皆無で、卵かけご飯程度しか作れない。
夜彦に美味しい手料理を振舞いたい! と一念発起し、調理研究会に入った。
「隠し味の愛情はたっぷり入ってるよ♪」
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新宮寺 林檎 (しんぐうじ りんご) CV:サトウユキ
- 主人公・夜彦のクラスメイトで悪友。高級ホテルに務めるシェフの一人娘
胸のサイズはやや小さめで、真彩以下。
胸の小ささと色気がないことを少し気にしている。
キツイ性格と口調のせいで他人と距離を置き気味の林檎にとって、物怖じしない (鈍感とも言う) 夜彦が学園内で初めてできた友人。
「料理の基本は和食も洋食も変わらないわ。レシピ通りに作れば、失敗するわけがないじゃない」
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深海 鈴乃 (ふかみ すずの) CV:ヒマリ
- いつもおだやかな笑顔で皆を見守るお姉さん的先輩で、料理研究会会長。物腰柔らかく温厚。
一般的な家庭料理が得意で、派手さは無いものの和洋中、家庭的にアレンジされたレシピを大量に持つ。
成績優秀。運動も苦手ではなくオールマイティーだが、胸が大きいせいで男性に見られるとプレッシャーを感じてしまう。
“男というより弟” 扱いの夜彦だけは例外らしい。
「さて、それでは今日も美味しいお料理ができるように、がんばりましょう♪」
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白糸 真彩 (しらいと まあや) CV:このえゆずこ
- 1-A所属。夜彦の後輩にあたる。
あり余るほどに元気で、いつでもテンション高め。
日々あまり客の来ない学食の運営に精を出しており、鈴乃に調理研究会を発足するように提案した張本人。
かなりの甘党で、得意料理は野菜炒めの蜂蜜ソース和え。
主食でもおかずでも、なんでも甘くしてしまうひどい癖がある。
「はふぅ〜っ、やっぱり甘味は最高なのですよ!」
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皆見 瑞希 (みなみる みずき) CV:加乃みるく
- 2-C所属で、柚南のクラスメイト。
お嬢様然とした礼儀正しい性格、見た目の麗しさも相まって学園のアイドルといった物腰。
クラスメイトの柚南が学食を盛り上げようとしているのを知って、度々訪ねてくる。
料理評論家の間ではその名は有名で、味見をした瞬間、周囲にそのイメージを視覚にして伝えるという珍しい体質の持ち主。
その瞬間は周囲の人間には彼女が女神のような姿に見えることから、業界では “神の味覚審判(ネメシス)” と呼ばれている。
……が、何故か夜彦には食事を始めた途端、淫靡な雰囲気をまとっているようにしか見えないため、大変目のやり場に困る存在。
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久保 日向 (くぼ ひなた) CV:八尋マコト
- 学食の常連で夜彦の担任、かつ調理研究会の顧問。
人が少なく教師として気張らなくていい学食で、一部の学生をセクハラ紛いにイジりつつ食事をするのが日課になっている。
真彩の失敗激甘料理も笑いながら食べてしまう、ある意味では非常に度量の大きな女性。
料理スキルはまったく無く、作る気もまったく無い食べるほう専門。
夜彦ほどではないが大食い属性持ちであり、しかも食べても太らず体型を維持している。
緊急事態を迎えた研究会のために何かするということはなく、基本的に見守るだけだが、締めるべきところはちゃんと締めている。
学生からの人気は高いが、ベテラン教師陣には評判が悪い。
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一日宮 唯雄 (みのり ただお) CV:夜霞かなむ
- 学生食堂を統括するシェフ。
しかしめったに食堂に姿を現さず、夜彦たちとの交流も薄い不良コック。
夜彦たちからすると “書類上の責任者” という感じであるが、常時くわえタバコでとてもそうは思えないほど態度が悪く、気にくわないとすぐに手を出す困った性格。
特に夜彦にはなにかと突っかかってくる。
得意料理は特に無し。全般的に可もなく不可もなくな料理レベル。辛党。
外見はわりとクールっぽいが、日向曰く 「ヘタレで奥手なだけ」。
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石動 紡 (いするぎ つむぎ) CV:カンザキカナリ
- 夜彦の母親。
息子以上に大食いであり、多くの飲食店員を震え上がらせた過去を持つ女傑。
だらしのない生活をおくる息子に対して容赦なく叱咤する生真面目な性格だが、結婚する時に食べた熊鍋が忘れられないという意外にロマンチストな一面も。
家族間の付き合いが深いこともあり、柚南のことは実の娘のように可愛がっている。
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学園長 (がくえんちょう) CV:鷹岳優咲
- 夜彦たちの通う学園の長。
「学生の自主性をモットーとする」 という言葉を盾に、唐突に現れては夜彦たちに無理難題を突きつけてくる、厄介なご老人。
学食の閉鎖と調理研究会の解散を迫ってきた張本人だが、その真意はいかに……?
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石動 夜彦 (いするぎ よるひこ)
- 本作の主人公。ごく普通の一般的男子学生。
見た目によらず すさまじいほどの大食いで、“食べきったら無料・賞金進呈” などの大食い店舗の多くを制覇しており、“石動夜彦様 お断り” と書かれるほど。
料理の腕前は 「昔、料理実習で何かやったなぁ」 というレベルで、あくまで食べるほう専門だが、ひょんな縁から困っている柚南たちを助けるため調理研究会に所属する。
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