赤い空の下、荒れた岩地が広がる魔界。 木々に囲まれた自然豊かな精霊界。
そして、2つの世界と友好的な関係を結ぶ、ここ人間界。
新たな出会いを感じさせる春、“国立 式ヶ瀬学園” に一人の青年が留学してくる。
彼の名は冬馬。 魔界を治める魔王の三男坊。
初めての異世界に胸を高鳴らせる冬馬。
将来のため、見分を広めるための学園生活。 それが始まってすぐの頃だった。
ある日、冬馬は精霊界からの留学生・宮月ハルカに こう告げられる。
「冬馬さんに、お婿さんになってほしいな」
――今、人間界に春風が吹きぬける。
|
-
宮月 ハルカ (みやつき はるか) CV:榊原ゆい
-
身長:158cm 体重:53kg スリーサイズ:B87(E) /W60 /H86
種族:精霊族 血液型:O型 所属:式ヶ瀬学園 2年A組
好き:珍しいもの、お風呂、スイーツ 嫌い:ミオのお説教
精霊界からの留学生。 冬馬と一緒に留学生用の寮に住む。
優れた精霊力を持つが、人間界では弱まっている。
幼い頃から専属使用人の羽代ミオとずっと一緒。 姉妹のような仲。
純真無垢で人を疑うことを知らない。 言われたことは全部信じ込む。
好奇心と感受性豊かで、独自の言語センスを持つ。
ずっと女性だけの環境で育ってきた箱入り娘。
そのため無防備なところが多く、お風呂上がりに冬馬とばったり出くわしてもあまり気にしない。
立派に育った身体つきと合わせて、冬馬を色々な意味で悩ませる。
冬馬に求婚するが、裏には何か事情を抱えている模様。 幼い頃の冬馬と面識がある――?
「冬馬さんはわたしが探していた運命かもしれない」
|
|
|
|
-
神薙 五十鈴 (かんなぎ いすず) CV:くすはらゆい
-
身長:149cm 体重:47kg スリーサイズ:B76(B) /W56 /H77
種族:人間 血液型:A型 所属:式ヶ瀬学園 2年A組
好き:他人の面倒を見る、説明する、リボン 嫌い:ツッコミさせる連中
明るく快活。 まじめで面倒見の良い、委員長的な性格。
成績も優秀で、学園トップクラスの精霊力の持ち主。
なのだが、冬馬たちと絡んだ瞬間、良識的な常識人であることが災いして、ツッコミ役に回ってしまう。 得意技は蹴り。
さりげなく、自分の体型を気にしている女の子らしい部分もある。
幽霊の声を聞くことが出来る “巫女” の家系。
代々優秀な巫女を輩出してきた自分の家に誇りを持っており、優秀な巫女になるために努力を重ねている。
学生会長に指名されてしまった安倍明晴から土下座されて、副会長に就任。
冬馬やハルカが持つ○い力に対して、劣等感を持ち始めているらしい――。
「あんたってば、こんちくしょーね! 本当にこんちくしょーだわ!!」
|
|
|
|
-
藤ノ宮 伊織 (ふじのみや いおり) CV:夏野こおり
-
身長:163cm 体重:55kg スリーサイズ:B84(D) /W58 /H84
種族:人間 血液型:B型 所属:式ヶ瀬学園 3年C組
好き:○眠、休息、ぼーっとすること 嫌い:面倒くさいこと
常に気だるげで、あまりやる気が感じられない。 会話の途中で眠ることもある。
面倒くさがりで自由気まま。 思い付いたらふらりと動くが、思い付かないとずっと動かない。
饒舌ではなく、とつとつとしゃべる。 テンションと血圧はかなり低い。
そんな性格とは裏腹に学園きっての天才と名高く、前期の学生会長に指名されるほど。
また同じくらい、学園きっての変人としても有名。
3年になって学生会長の任期が終了すると同時に “魔科学部”(5秒で命名) という部活を立ち上げ、怪しげな実験を行う。
たまに部室から変な色の煙が出ている。
部活を立ち上げた目的はあるらしいが――。
「昨年、学生会長を務め………… はっ、寝てない。ちゃんと起きてた」
|
|
|
|
-
彩女 (あやめ) CV:卯花月乃
-
身長:153cm 体重:51kg スリーサイズ:B80(C) /W57 /H81
種族:魔族 血液型:AB型 所属:式ヶ瀬学園 1年B組、冬馬専属メイド
好き:辛いもの、メイドの仕事、冬馬をからかう 嫌い:甘いもの、鈍い人
幼い頃から冬馬に仕えてきた専属のメイド。
身の回りの世話をするため、冬馬と一緒に留学。 留学生用の寮に住む。
あまり感情を表に出さず淡々と仕事をこなすクールタイプ。 たまに毒舌。
主人である冬馬をからかうことが趣味。
自分の欲求(主に食欲)に忠実。 辛いものが大好きで、甘いものはちょっと苦手。
メイドとしての仕事を完璧にこなすメイド道の探求者。 メイド殺人技と自称する技を習得している。
冬馬の父親である魔王から何らかの密命を受けているらしいが、内心は複雑なようで――。
「さては、わたしも美味しくいただくつもりですね?」
|
|
|
|
-
主人公 春風 冬馬 (はるかぜ とうま)
-
身長:176cm 体重:68kg 血液型:O型
種族:魔族 所属:式ヶ瀬学園 2年A組
好き:面白いもの、珍しいもの、新しいもの、スイーツ 嫌い:セクシーな女性
魔界からの留学生。 その正体は魔王の三男坊。
本名は春日冬馬だが、魔王の血縁であることを隠すために春風冬馬と名乗る。
大きな魔力を持っているが人間界では弱体化している。
尊大で大仰なしゃべり方をするが、人間界では浮いてしまうので頑張って矯正中。
好奇心旺盛で勤勉家。 新しいものや珍しいものがとにかく好きで、見聞が広がることを何よりも喜ぶ。
自分の感覚を大事にして周囲を振り回すタイプだが、藤ノ宮伊織や彩女相手には逆に振り回されてしまう。
いやらしい本や妄想は好きだが、実際に誘惑されると弱い。 ムッツリ。
気に入った女性に対して、「俺の嫁になるがいい!」 と言う癖がある。
「素晴らしい。素晴らしいぞ、人間界! どれほどの驚きが俺を待ち構えているのだろう!」
|
|
|
|
-
羽代 ミオ (はしろ みお) CV:波奈束風景
-
身長:155cm 体重:51kg スリーサイズ:B85(D) /W59 /H84
種族:精霊族 血液型:A型 所属:ハルカ専属メイド
好き:料理、ハルカを見守る 嫌い:特になし
ハルカが小さい頃から身の回りの世話をしていた精霊族の女性。
学園にある留学生用寮の管理人としてやってくる。
物腰が柔らかく気配りが出来る奥ゆかしい性格。
堅物ではなく、話が分かるタイプ。 多少のことなら微笑みながら了承してくれる。
姉のようにハルカの成長や学園生活を温かく見守る。
使用人としての能力は優秀で家事全般に長けており、寮の掃除などを一人でこなす。
中でも料理が得意で、家庭的で純朴なものを作る。
彩女と同じくメイド道の探求者。
「熱いお茶をどうぞ。 気分が落ち着きますよ」
|
|
|
|
-
大河原 小鉄 (おおがわら こてつ) CV:成瀬未亜
-
身長:150cm 体重:48kg スリーサイズ:B75(B) /W56 /H76
種族:人間 血液型:O型 所属:式ヶ瀬学園 2年A組
好き:お金、気合い、五十鈴 嫌い:自分の名前
五十鈴と同じく、巫女の家系に生まれた少女。
元々は名家であったが、徐々に力が衰えて没落。 小鉄にも巫女の素質はほとんどない。
何かあるたびに五十鈴をライバル視するものの、一切敵わない。 だが、本人は一切めげない。
自分の名前が苦手で、コンプレックスを持っている。
家が没落したという負い目からか、世の中お金が大事だと考えている。
金勘定が得意な部分を見込まれて、学生会の会計に就任。
「どうしてもと言われたから!」 と、ちょいツンデレを発揮。
「あなたより優秀であることを証明してみせますわ、五十鈴!」
|
|
|
|
-
麗緒奈 (れおな) CV:山吹結菜
-
身長:166cm 体重:58kg スリーサイズ:B88(E) /W61 /H89
種族:魔族 血液型:B型 所属:式ヶ瀬学園 2年A組、魔科学部 顧問
好き:焦げ目のついたトースト、冬馬をからかう 嫌い:自分の話を聞かない学生
彩女の姉。 学園で魔力や魔術に関する授業を行っている色っぽい教師。
サバサバした性格で、中性的な言葉遣いで喋る。
自分の話を聞かない学生に対してのツッコミに容赦がなく、学生たちから恐れられる。
が、セクシーな格好をしているために一部の男子学生からは崇拝される。
以前に冬馬の家庭教師をしていた。
そのため冬馬とは親しく、セクシーにからかって遊ぶことがある。
「そろそろ童貞は卒業したかな? 坊ちゃん」
|
|
|
|
-
エメラルド CV:まつだまちゅり
-
身長:低い 体重:軽い スリーサイズ:Bつるん /Wぺたん /Hすとーん
種族:精霊族 血液型:知らない
好き:水、日光、自然 嫌い:火
学園の敷地内にある精霊の樹に宿った精霊。
幼い外見そのままの○○っぽい性格。
それとは裏腹に、年寄りじみた古風な口調でしゃべる。
精霊の樹によく昼寝しにくる伊織とは親しい仲。
あちこちウロウロしては、水分不足に陥って行き倒れていることが稀によくある。
「うむ。わらわは学園一番の物知りさんなのじゃぞ」
|
|
|
|
-
安倍 明晴 (あんべ あきはる) CV:内崎桃護
-
身長:178cm 体重:70kg 血液型:B型
種族:人間 所属:式ヶ瀬学園 2年A組、学生会 会長
好き:女子、女性 嫌い:本気で女性が嫌がるようなこと
イケメンだが、自分の欲望と下心に忠実すぎるため、まったくモテない残念な男子学生。
まじめな顔をしている時は大抵、女湯をどうすれば覗けるのかを考察している。
互いに独自の価値観を持つ者同士、冬馬とは気が合う。
しかし学生寮でハルカや彩女と暮らせる冬馬を羨ましく思っている。
新学期開始早々、伊織の超適当な方法によって学生会長に任命。
学生会の仕事に一切関わらないことが最大の仕事、などと評価は散々。
自分の能力や身の程をわきまえて行動できる部分が冬馬に好まれる。
「つまり君はこう言いたいわけだ。 ハーレムこそが男のロマン、と」
|
|
|