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オリヴィース
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父親と喧嘩して隣の国ヴァルクスから飛び出してきた皇女。
居丈高で遠慮を知らず、悪い王女の見本といった感じがある。
それさえなければとても可愛い女の子に見えるのだが…。
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ルーデル
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皇女の世話を焼くことになったこの国の騎士。
士官としては有能だが出世欲がなく、いつまでも片田舎でごろごろしている。
何気なく優しいせいか身近な女性に妙にもててしまう。
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メルテンツ
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城からやってきてルーデルの元に居付いてしまった侍女。
かなり献身的だが同時にかなり抜けている。
ルーデルは自分には丁度よい程度の侍女だと思っている。
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サリナ
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ルーデルとは小さな頃から付き合いのある女性。
町にいた男と結婚していたが、今は別れて一人で宿屋を経営している。
面倒見がよいので町の誰からも頼りにされている。
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ミレンダ
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ルーデルがこの町に来た時に補佐にあてがわれた衛士団の士官。
さばけた性格で、気負わず付き合えるルーデルを気に入っている。
剣が非常に出来るので本城から引合いがよく来るが、町を離れたくないのでい
つも辞退している。
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セモリナ
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国教会の侍祭をしている娘。
ミレンダの妹だが姉とは似ても似つかず物静かな性格をしている。
幼い頃から利発だったので町の人々に敬われているが、
彼女自身はそういう自
分の特別なところを気にしている様子がある。
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メリエル
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土地の領主の娘で、町の人達からは姫君扱いされている。
年老いた父親に代わっていつも忙しく執務をしている。
ある時突然城から派遣されたルーデルを初めはよく思っていなかったが、
今で
は他にない相談役として彼を頼りにしている。
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メランツァ
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酒場で働いている異邦人の娘。
気が向けばいつでも男の相手をするので町の噂によく上る。
これまで落ち着く先のない暮らしをしてきたが、
ルーデルに会った事でこのま
まこの町に留まろうかと思っている。
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リンド
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隣国から皇女の目付けとして派遣された女騎士。
魅力的だが余りに無愛想で近寄り難い雰囲気がある。
仕事柄の似ているミレンダとは性格が合わずよく対立してしまう。
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