「……というワケで、お前たちを “男女交際正常化委員会” に任命する」
男子校と女子校が昨年合併したばかりの通称・露天風呂学園 こと 紅葉学園(くれはがくえん)。
そんな学園の男女の仲が良いわけもなく、学園側も問題とみて 男女交際正常化委員会 を新設。
どういうわけか、俺たちが委員に選ばれてしまったのだ。
“親交派”で、幼なじみの 西原代歩 (にしはら かほ)。
“対立派”で、クラス委員長の
舞原雪菜 (まいばら ゆきな)。
“中立派”で、元気な女友達の
高杉奈々緒 (たかすぎ ななお)。
それぞれが独自の主張をしていて、まとまろうにもまとまらない。
そのうえ合コンの企画どころか恋愛経験もない俺に、いったい何が出来るのか……
「う〜ん、まずは俺自身が、彼女たちと仲良くなってみないと、話にならないんじゃないか?」
そうとなれば早速行動と、それぞれ鍵となる女の子たちにアプローチをする俺なのだったが…… !?
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世話焼き系幼なじみ 西原 代歩 (にしはら かほ) CV:黒井音瑚
- 身長:157cm スリーサイズ:B75/ W58/ H78 血液型:O型
好き:少女漫画(恋愛もの)、お好み焼き&ソース焼きそば、買い物、料理
嫌い:酔っ払い、虫全般(特にイニシャルG)
主人公のクラスメイトで、幼なじみの女の子。 成績も家事もそこそこ。
主人公の幼なじみだからと男女交際正常化委員に抜擢され、一応は親交派の筆頭。
昔から主人公が好きだけど、今の状況とツンデレな性格が邪魔をして言い出せずにいる。
基本的には女の子らしく気配りも出来る常識人だが、
主人公の前だと舞い上がってツンデレをこじらせてしまうことがしばしば。
家がすぐ近所で勝手に上がり込む仲だけど、周囲には 「あくまで幼なじみ」 と言い張っている。
奈々緒とは親友同士。 女王様気取りの璃歌とは口論が絶えないケンカ友達。
「わ、わたしはやっぱり、告白は男の子にしてもらいたいし、そうでないとイヤ……かも」
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クールな喫茶店の娘 舞原 雪菜 (まいばら ゆきな) CV:秋元ねりね
- 身長:161cm スリーサイズ:B79/ W55/ H80 血液型:A型
好き:餃子作り、餃子の食べ歩き、雑学トリビア
嫌い:だらしない男、梅干し(酸っぱいのはあまり好きじゃない)
学業優秀なクラスの委員長。 女子のリーダー格で、対立派の旗振り役。
女子代表としてキツいことも言うが、実は代弁的な要素が強く、本人は男女対立に無関心。
実のところ、対立派もクラス委員長も、彼女に嫉妬した女子から面倒事を押しつけられただけ。
“やる気のない人にやらせるよりマシ”、“波風立てないほうが楽” と割り切っている。
そして持ち前の責任感から、何事も引き受けたからには努力して完璧にこなす。
実家は喫茶店を経営している。
「クラス女子代表として、あなたたちに申し伝えることがあります。 異議は後ほど受け付けますので、まずは発言を禁止します」
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ハイテンション娘 高杉 奈々緒 (たかすぎ ななお) CV:カンザキカナリ
- 身長:163cm スリーサイズ:B83/ W60/ H81 血液型:B型
好き:駄菓子、カラオケ、ゲーム、マンガ、とんこつラーメン
嫌い:生のピーマン、生理、ブラジャー
代歩の親友でクラスメイト。 気さくで気風の良いハイテンション娘。
いわゆるギャグ担当で、奇っ怪な行動に走ることしばしば。
兄と弟がいるうえに共学経験者なので、男女対立に関しては中立派。
兄弟がアニメ&ゲームヲタクで、当人も自然と染まり男子と平気でヲタ談義するほど。
ネットにも詳しく、VIPネタも通じる。
男子にも挨拶をするので、勘違いされて告られては 「ゴメンね」 を連発する、自称・魔性の女。
二次元美少女萌え(百合ではない)で、有名な ギャルゲ&エロゲ は一通りこなす。
「気付いたら兄貴たちのエロ本があちこちに隠してあったし、憶えちゃったのも早かったな〜」
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ロリっ娘な深窓令嬢 屋敷 萌葱 (やしき もえぎ) CV:咲智ゆん
- 身長:152cm スリーサイズ:B72/ W55/ H77 血液型:AB型
好き:甘いお菓子、雪菜ちゃん、少女漫画、TVアニメ『キュアプリ』
嫌い:大きな犬、急に大きな声を出す人
雪菜の親友でクラスメイト。 裕福な家で育った箱入りの社長令嬢。
幼い外見と無垢な性格から、クラス女子たちのマスコット的な存在になっている。
臆病で周囲に流されやすく、意思とは裏腹に多数意見に迎合しがち。
常に丁寧口調で話すも、舌足らずで難しい単語はよく噛む。
なお○○扱いされることを嫌い、「○○じゃありません!」 がもはや口癖状態。
そのくせ小学生向けの少女漫画や、女児向けのアニメ 『キュアプリ』 が大好き。
趣味は秘密にしていたが、同じく『キュアプリ』を見ていた主人公と意気投合。
男性恐怖症なのだが、主人公とは普通に話すことができる。
「も、もえぎ…… 男のひとはちょっと怖くって…… ご、ごめんなさい」
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腹黒アイドル 森永 璃歌 (もりなが りか) CV:歩サラ
- 身長:159cm スリーサイズ:B77/ W54/ H81 血液型:B型
好き:可愛いリボン、可愛いシール集め、お風呂、ドーナツ
嫌い:脂っこいもの、辛いもの(本当は大好き)
主人公たちのクラスにやってきた転校生。
アイドルグループのメンバーでかなりの美少女だが、残念ながら人気争いでは落伍者。
露天風呂付き学園として話題になった紅葉学園に、テレビの企画として転校してきた。
本性は結構な腹黒で、周囲にチヤホヤされていないと気が済まない性格。
男子に媚びつつも、女子のオピニオンリーダーになろうとする。
その結果、対立派と親交派のどちらでもない、第三勢力を作り出した。
根がまじめで誠実な代歩とは口論が絶えず、激昂するとつい腹黒な本性が出てしまう。
そのため主人公と代歩には、真っ先にその本性がバレてしまった。
「アイドルに興味ないなんて、あんたホモ !? それともロリ !? 熟女スキー !? はっ、とんだ変態ね !!」
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主人公 大崎 和哉 (おおさき かずや)
- クラス:2年A組
普段は怠惰だが、いざとなったらヤル時はやる系な男子。
女体には興味津々だが女性は苦手という感じの朴念仁なエロ少年。
ネットのヲタクネタにもそこそこ対応。 エロゲも有名純愛系なら何本か経験済み。
自ら彼女を作ろうとはせず、「そういうのは自然に惹かれあってだな……」 と真顔で言うタイプ。
女の子を平等に扱い良いところは素直に褒めるので、二人きりの時は天然ジゴロと化す。
夏休み中から両親の海外出張を期に憧れの一人暮らし……のつもりだったが、
叔母である 真紀 と 知沙 が同居することになり、その監督下に置かれてしまう。
真紀は下着姿でウロウロし、知沙はドジっ娘でポロリを多発するが、
“親戚の裸で欲情するのはおかしい” との考えから、興奮はするも罪悪感もたっぷり。
「まったく…… 代歩のヤツ、面倒なことを押し付けやがって……」
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