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言問学園の 2年生。 「ヒババンゴ」と呼ばれると怒る。

両親を事故で亡くし、引き取ってくれた継父方の祖父も去年亡くなった。

体力も筋力も有り余る体力爆弾だが、大食らいで燃費はとても悪い。

■ 異能『特殊視界（シナスタジアグラス）』

「おれの名前はヒババンゴ。 われながらひでえ名前だ」

蛮悟の幼なじみで、言問学園の 2年生。

決して口には出さないが、蛮悟に激しく恋をしており、好き好きアピール常時全開。

超常現象好きが高じて超常現象研究会・超妍を結成し、初代部長に就任。

■ 異能『？？？』

「ロリ子ゆーなっ（怒）。 あたしは一年二十四時間セクシーダイナマイトだっ」

蛮悟の親友・零士の妹。 言問学園の 1年生。

高校進学と同時に、生家のある浅草に兄と一緒に戻ってきた。

■ 異能『スウィート・スウェット』

「零にーちゃん、大好き♪　蛮にーちゃんもおんなじぐらい好きー♪」

蛮悟たちの1年先輩で 3年生。 妖艶でミステリアスな雰囲気を漂わせる女性。

蛮悟の継兄とは、濃密な肉体関係はないものの恋仲だった。

異能を持たないが「定番だとこういうことになるわよね」式の助言で推理に貢献する。

「安心して お義姉さんに任せておきなさい…… うふふっ」

ギャルっぽい容姿と性格をした双子。 こう見えて地元の有力者の娘。

おキレイな名前にもかかわらず、珍姓ゆえ不可避的に 染子・染美 と呼ばれてしまう。

■ 異能『共感能力 ツインズシンパシー』

「だって。ありえねーっしょ。 テレパシーとか」
「んな話、誰かにしたらドン引かれっちゃうし」

完全なる無乳。 少年のような体型の少女。

とある理由から、実母によって性に対してタブーを持たない性格に育てられている。

■ 異能『心霊能力（霊視・霊聴）』

「じゃあさ。 今夜8時ごろにここに迎えにきてよ。 おにーさんちに泊めて」

蛮悟の同級生であり親友。 寡黙で落ち着いている。

ユーモアのセンスが壊滅的で、皆が笑っていてもめったに笑うことはない。

■ 異能『暝想思考（メディテーシンクロマティック）』

「数学者のオイラーに会ったんだ。 そしたら 「おっす！ おいらオイラー」 って……」

言問学園の 2年生。 超妍に対抗するサークルの主宰者。

かっこつけでやたら難しい言葉を使ってしゃべるが、皆からは呆れられている。

「ほーら、そろそろわかったかい？　意地を張らずに うちの軍門に降りたまえよ♪」

養護教諭で、通称・狂子先生。 白衣を脱いで眼鏡を取ったらスゴイ系。

学園の屋上にある温室で、怪しげな栽培をしているとの噂も……？

「はい、それ触ったらダメ。目ぇつぶれるよ。 それは “エンジェル・トランペット”。 世界最○の毒植物」

アダルトショップ『エロキュート』 のちいさな店員さん。

「いらっしゃいませー♪　あわわっ？ 当店は未成年者さまお断りの店なんですけれど……」

蛮悟の義父（母親の再婚相手）の一人息子。

数年前から行方不明。 ○子の想われ人でもある。

「…………」

かすみの父親の やもめオヤジ。 蛮悟の親代わりでもある。

「蛮ちゃん、相っ変わらずイイ食べっぷりだねえ。 見てるこっちが嬉しくならあ。 デはははは！」

びっちシスターズの父親。 ○引かつ辣腕で独善的な野心的家。

「それは合法か非合法か、だと？　もちろん非合法だとも。 だが避けられない対処だ」

蒼海の父親。 地域の警察官。

「この件は預けてくれないかな」

大衆週刊誌に属する記者。

「なんだ君らは。ずいぶん非協力的じゃないか。 公務執行妨害だぞ。」

美術教師。 蛮悟とかすみのクラス担任。

「つまり要するに“ずる休みだった”ということだね。 反省文を提出しなさい」

見るだにいかがわしい生ぐさ坊主。

「阿蘇連峰の山奥にて百年の荒行を重ね、今や “大魔道” となったのだ！　うははははは！」

非常勤の化学教師。 本業は “市井の発明家”。

「これらの猫死に事件には、まだ一つ疑問が残っとるですよ」