名前も顔も居場所も知らない。 実在するかさえわからない。
お前を必ず見つけ出す――
『このメールは未来から送信されている』
2045年 冬。
双葉学園 萌えるAI研究会に所属する 桐島零一 は、偶然にも自我のある人工知能 アペイリア の開発に成功する。
触れてみたい、とパソコンの中の彼女が言う。
零一はAI研究会の部員たちと共に、デジタルの彼女に触れる方法を模索する。
そしてアペイリアの機能を使い、完全没入型VRMMO『セカンド』を作った。
剣と魔法、科学の融合したその仮想世界は第二の現実で、彼らは馬鹿騒ぎをしながら冒険を始める。
だが、『セカンド』は制御の利かない危険なゲームだった。
仮想世界に囚われたアペイリアを救うため、零一たちは命懸けでログインするのだが……
自我を持った人工知能と、彼女を開発した零一。
そしてその仲間たちが送る、恋と青春の科学冒険ファンタジー。
――やがて彼は、一つの仮説に辿り着く。
アペイリアを奪おうとしている、何者かの存在に。
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アペイリア CV:秋野花
- 身長:140cm スリーサイズ:B71(B)/ W49/ H72
主人公が偶然開発した強い人工知能(AI)。
自我や感情もあるが、生まれたてのため、まだうまく折り合いがつけられない。
オーナーの命令が好きで、どんな命令も健気に遵守する。
純粋無垢な○○の感情と、人工知能としてのロジカルな思考を併せ持つ。
デジタルの存在であるため、普段はスマホやパソコン越しにしか会話ができないが、
完全没入型VRMMOにログインすると会うことができる。
「優しい、プラス、悲しい、イコール、ゼロですか?」
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桐島 三羽 (きりしま みう) CV:橘まお
- 身長:159cm スリーサイズ:B86(D)/ W58/ H90
1年前、親の再婚でできた義理の妹。
アメリカに留学していて顔も知らなかったが、ある場所で最悪の出会いを果たす。
まじめだが口が悪く、トゲトゲしい性格。 そのためか友達がいない。
実際は寂しがり屋。
AIに興味を持っており、主人公に誘われ AI研究会に入部することになる。
主人公のセクハラにしばしばプッツンするものの、そうして本音で話す内に 本当の兄妹のように打ち解けていく。
「……兄さんは、ただ気持ち悪いだけじゃなくて、どうしようもないぐらい馬鹿なんですね」
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東 ましろ (ひがし ましろ) CV:小鳥居夕花
- 身長:153cm スリーサイズ:B87(E)/ W56/ H81
主人公の後輩で、AI研究会のオンライン部員。
「おこ」などの若者言葉を多用するが、臆病で主体性がなく すこぶる押しに弱い。
引きこもりで家から出てこず、ゲーム好きが高じて自分で作ることもある。
よく主人公に無茶ぶりをされており、
彼に言われた “ドMヘンタイ” というハンドルネームを使い続けている。
また○○になる約束までしているらしい。
「まずはセンパイの○○からがんばろうと思った……ってゆー次第。うん」
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一 久遠 (にのまえ くおん)
- 身長:161cm スリーサイズ:B90(G)/ W59/ H87
幼なじみのお姉ちゃんで、AI研究会の幽霊部員。
大の漫画好きで、理屈よりも感覚で生きている。
よく主人公を○○扱いして甘やかし、思わせぶりな態度をとることもしばしば。
長いつき合いで主人公の変態発言にも慣れており、軽くいなされてしまうことが多い。
1年前に中二病を卒業したものの、嘘のつけない性格からか
時折 闇の眷属が一人 “孤独の黄昏” の人格が現れる。
「こら。 そういうことする子はおしおきするんだぞ」
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桐島 零一 (きりしま れいいち)
本作の主人公。 変態。 性格も下半身もイケメン。
人の気持ちが分かる少年で、人の気持ちいいところまで分かる。
考えることが得意で、特に下半身で考えることは得意中の得意。
普段は冗談ばかり言っているが、意外に科学知識は豊富で性知識も豊富。
とはいえ いざとなったら男らしく、やる時はしっかりやる性格。
常識に囚われない柔軟な発想の持ち主で、何でもエロに繋げることが出来る。
自我と感情を持つ人口知能を作ろうと、日々しょうもない実験に勤しんでいる。
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沙羅 (さら) CV:手塚りょうこ
- 身長:167cm スリーサイズ:B84(B)/ W61/ H92
セカンドで出会うプレーヤー。
宣誓騎士団というギルドの副団長。
研究所というギルドに強い恨みを抱いている。
「とぼけるな。 ウイルスに手を出そうとするのは、貴様ら研究所の連中だけだ」
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正円 (しょうえん) CV:歩サラ
- 身長:160cm スリーサイズ:B92(F)/ W53/ H84
セカンドで出会うプレーヤー。
宝箱の裏技を教えてくれたりと、ゲームに詳しそう。
お人好しで柔和な性格。
看護師をしており、双葉総合病院で働いている。
「それで、同じカラーリングを持っていると、その…… 想い人と恋仲になれるっていう伝説がある……かな…… あはは……」
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一 空観 (にのまえ くうかん) CV:植木凌亨
久遠の父親。
人工知能研究の世界的権威にして、完全没入型VRMMO『バウンダリー』の開発者。
メガネをかけると妄想が止まらず、延々と危ない理論をしゃべり続ける。
「つまり、技術的特異点(シンギュラリティ)後の世界は人類とAIの共存が待っている。 人類はその価値観を含めて大きく進化することになる」
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シンカー CV:倉島丈
セカンドで出会う正体不明のプレーヤー。
研究所というギルドの所長。
「現実もただ脳が感じているだけの世界だよ。 知覚する方法が、身体を通しているか、直接脳に刺激を与えているかの違いにすぎない」
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ブックマン CV:野☆球
セカンドで出会うプレーヤー。。
シンカーの助手。
「その話は中でいたしましょうか。 所長が待っておられます」
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