マジェスティック☆マジョリカル vol.3 通常版 （このタイトルの関連商品）

「心のキラキラ、奪ってあげる」

Vol.3のテーマは “対立する恋”
人気絶頂のアイドルの月石瑠羽から一目惚れをされてしまったラピス。
密かにラピスに想いを寄せつつも、素直になれずつい憎まれ口をたたいてしまうライバルのシェルは、瑠羽のことが面白くない様子。
そんな二人とラピスの前に立ちはだかる、『見えない壁』。
障害を乗り越えたその先にあるものとは？

魔法使いの少女ラピスは、名家アイドクレーズ家の末娘。

両親と四人の兄達は皆、強大な魔力を持つエリートばかり。
しかし、ラピスだけは平凡以下の魔力しか持ち合わせておらず、
魔法学校では「アイドクレーズ家のお荷物」と
揶揄される毎日を過ごしていた。

そんな彼女が進学をかけ、ある試験に挑むことに。
その内容は、人間の心の中に宿る強い“想い”を具現化した
“トゥインクルジェム” を集めること。

ところが、張り切って人間界に向かった彼女を待っていたのは、
一癖も二癖もある男の子たちで――。

■魔界とは？
大小合わせて三十一の国から成る世界。
ラピスたちが住んでいるのは一番大きく勢力のある大国「ヴァリアント」。
ここ数百年は穏やかだが、かつては近隣の国と勢力争いのための戦争が絶えなかった。
今でもいつでも戦いに備えられるため、魔法戦士の育成や新たな魔法の開発に力を入れている。
トゥインクルジェムを使用した魔法は「ヴァリアント」だけの秘密製法で、
通常の魔法を強化したり、近隣の国では見られない魔法をも作り出すことが出来る。

■魔法学校について
・初等科、中等科、高等科、専科がある。専科は大きく三つの学部に分かれている。
・実践科（主に魔法を使って戦う戦士を育てる。卒業後は男性は兵士になり、優秀な者は近衛兵になる。女性は王宮の召使に、優秀な者は王族付きの侍女になれる）
・指導科（いずれは魔法学校の教師や、位の高い貴族の執事になる。女性は家庭教師になる場合も。さらに優秀なものは政治に関わる議員になったり、補佐官の仕事に就く）
・研究科（新しい魔法や魔法アイテム、薬の研究。また、魔法を使った農業や農畜などの研究もしている）

■研修とは？
魔法学校高等科の2年に、生徒達全員が受けなければいけない。
その結果は、専科の進路を大きく左右する。
内容は、人間の心から魔法研究の材料となる「トゥインクルジェム」を採取すること。
結果は数ではなく質であり、質の悪いジェムをたくさん集めるより、少量でも質のいいジェムを集めることの方が成績が良くなる。

■トゥインクルジェムとは？
人間の複雑な心の機微、感情を具現化したもので、感情によって色が変わる。
白は無関心で、薄いピンク色から真っ赤まで、各段階に分かれている。負の感情の場合は水色〜真っ青になってしまう。
これらは魔法のアイテムを作ったり、新しい魔法の研究材料となる。
普段はジェムを採取する専門職があるが、この時期は生徒たちに研修の一環として採取させている。

■ジェムを採取しすぎると……？
人間は心の動きが活発なため、適量採取する程度ならまったく問題なく日常生活を送ることが出来る。
だが、乱獲してしまった場合、心が枯れてしまって廃人、最悪の場合は死んでしまうことがある。
そのような事態を招いた魔法使いは厳しく罰せられ、一生監獄から出て来られない場合もある。

樫森光希：増田俊樹
小坂四季：梶裕貴
壬生惣太郎：西山宏太朗
壬生心乃助：下野紘
シェル・セレスタイト：鈴木裕斗
月石瑠羽：木村良平
カルセドニー：羽多野渉
アウイン：白井悠介
ユーク：北村諒
レース：山本一慶
ジャスパー：梅原裕一郎